「釜山から50キロ」の対馬、高レベル放射性廃棄物処分施設の誘致なるか
ハンギョレ新聞
23/10/4(水) 7:19配信

経済衰退地域の建設業界、誘致の請願を提出 反対派の市長「お金に惑わされない」と反対 韓国から最も近い日本の地域に放射性廃棄物処分施設…影響が懸念される
 釜山からわずか50キロの対馬に高レベル放射性廃棄物処分施設を誘致する問題をめぐり、「反対派」の市長と「賛成派」の市議会の間で対立が深まっている。韓国に最も近い日本の領土である対馬に同施設を誘致する動きが本格化すれば、福島第一原発の汚染水放出に続き、韓日関係を悪化させるもう一つの要因になるものとみられる。

 対馬市の比田勝尚喜市長は27日、原子力発電で発生する使用済み核燃料である「高レベル放射性廃棄物」の処分施設の誘致に向けた第一段階の「文献調査」への応募を求める地域の建設業団体などの請願に対し、「まだ市民の合意形成が十分ではない」として、受け入れに反対する意向を明らかにした。これに先立ち、地域の建設業団体などは6月、このような内容の請願を対馬市議会に提出しており、市議会は12日に本会議を開き賛成10票(反対8票)で可決した。

 原子力発電で出る使用済み核燃料からは、人が近づくと直ちに死亡するほどの強い放射線が漏れるため、安全な地下などで10万年以上保管しなければならない。そのため、原発に依存している国々はこの最終処分施設をどこに建設するかをめぐり頭を悩ませてきた。韓国も2015年、慶州(キョンジュ)で中・低レベル放射性廃棄物処分施設の稼動を始めたが、高レベル放射性廃棄物処分施設は敷地を選ぶための議論の第一歩も踏み出せずにいる。日本でもこの問題を解決するために、2000年に「文献調査」(第1段階・所要期間2年)、「概要調査」(第2段階・4年)、「精密調査」(第3段階・14年)の3段階からなる手続きを決めた。文献調査の段階では、該当する地域が高レベル放射性廃棄物処分施設を建設するのに適しているかどうかを、現場調査ではなく、すでに存在する地質データなどを通じて検討する。

 市長が自分たちの意思に反して請願を拒否したことを受け、市議会が反撃に出た。産経新聞は9月30日付で、市議会の賛成派が12月定例会でこの問題を住民投票で決める条例を作るため、検討を始めたと報じた。賛成派の議員は「市長は(市議会で不採択となった)反対派の請願理由をほとんど受け入れた。(まだ)終止符は打たれていない」と批判した。

 韓国に最も近い日本領土である対馬で高レベル放射性廃棄物の処分施設を誘致しようとする動きが始まった最大の理由は「お金」だ。文献調査に応じるだけでも、地方自治体は日本政府から最大20億円の交付金をもらえる。日本のメディアも「対馬は韓国と最も近い島で人口が減り産業が衰退している」として、今回の事態の背景を説明した。対馬の人口は1960年6万9000人、2000年までは4万人を超えていたが、2023年現在は2万6000人に過ぎない。

 もちろん反対意見も少なくない。対馬の最大の産業である水産業と観光業の関係者たちは、最終処分施設の誘致による風評被害が懸念され、地震など予想できない要因で放射性物質が流出する可能性があるとして、反対の立場を崩していない。比田勝市長もこれに先立ち「島の将来を考えると、本当に安心して安全に暮らせるのか、持続可能な島になるために育ててきた観光業や島固有の第1次産業(漁業など)を続けられるのかを懸念している」とし、「お金に惑わされず、市民が望む選択をしたい」と語った。

 最終処分施設の設置をめぐり市長と市議会間の対立が深まったことについて、日本メディアはこの問題が2024年3月に行われる市長選挙の最大の争点になると予想した。さらに、最終処分施設の設置問題が本格的に進めば、それによる影響を受ける韓国との摩擦が発生する可能性もある。対馬の経済は釜山(プサン)から快速船に乗って1時間で到着する韓国人観光客に大きく依存している。

 これまで文献調査を申請した日本の自治体は、北海道の寿都町と神恵内村の2カ所だけ。西村康稔経済産業相は12日、「北海道寿都町、神恵内村と対馬の動きなどを通じて、全国でこうした関心が高まって理解が進むことを期待している」と述べた。                       キル・ユンヒョン記者
 
(引用終わり)
その対馬に毎日廃棄物を漂着させている君達が何を言う~

じゃあ日本の高レベル放射性廃棄物処分施設をいっそ釜山が受け入れたらいいじゃないか。
さらに最終処分場は北朝鮮核実験場にすればいい。
どうせ放射能汚染で使い物にならないからね。

国境の島は、補助金を貰ってるので、原発リスクを考え、申請から除外すべき。その分、防衛、土地所有の厳格化で保護すべきです。
対馬海流に汚染水が混じれば、福島の処理水の比ではない。

気がついちゃったか。
核処理施設が出来れば韓国人の対馬土地爆買いも収まり、観光客も減る事だろう。
非常に好ましい事だったが、処分地調査しない事に決まり残念だ。

本来は、国内旅行先として対馬を大いに観光開発すべきだ。自然を前面に出した開発が望ましい。国の観光支援も大切だ。
対馬は今も昔も朝鮮半島からの敵来襲を迎え撃つ役割や監視の役割を担ってきた極めて重要な場所だ。それを朝鮮半島の国に蹂躙されては元も子もない。

核を嫌う日本人が出て行って
代わりにそれを気にしない外国人(特に中国の方)が日本人を介して土地を買い始めています。今起きている現実です。
保守は人が離れる土地ではなく
人が住みたくなる土地を作らねば
日本はどんどん買われていきます。

穏やかな記事だが、検討が本格化したなら過激な反応が予想されるので、対馬に廃棄物処理を働きかけるべきでない。いったいどんな人たちがかかわり合ったのだろうか。

何故韓国程度の国が騒ぐからと日本国内の問題点遠慮する必要が?

常に問題とするのは韓国であり、我々が常に言い分を聞いてやる必要などどこにも無い。

内政干渉で突っぱねれば良いだけ。

話を聞こうとするから調子に乗らせる。

魏志倭人伝の記述から、対馬は日本側の所属と確定しています。

もうプラカ-ド準備してそうだけど、残念ながらこれは金にはならんぞ。

釜山まで50キロしかありませんが、釜山には高レベル放射性廃棄物が
倉庫にパンパンに入っています、規定容量を大幅に超えて入っている。
もし何かあれば、日本の国土の2/3は放射能汚染されると言われています。
こちらの方が問題ではないでしょうか。
あちらとしてはソウルから離れていて、何かあっても影響は少ないと
判断されているようです。