ロシア黒海艦隊、能力低下 「象徴的戦力を弱体化」 英分析
時事通信
23/9/26(火) 18:29配信

 【パリ時事】英国防省は26日、ウクライナ軍の大規模攻撃で被害を受けたロシア海軍黒海艦隊について、一帯での広範な警備活動や港湾封鎖能力が低下する公算が大きいという見方を示した。

 ウクライナは同艦隊司令官を攻撃で殺害したと主張している。

 ウクライナ軍は22日、南部クリミア半島にある黒海艦隊司令部をミサイルで攻撃した。司令官の殺害が確認されれば「ロシアが2014年に併合したクリミアにウクライナが加えた最大の攻撃の一つ」(ロイター通信)になるとみられる。

 英国防省は、ロシアの被害は深刻ながらも「限定的」だと分析。艦隊は巡航ミサイル発射など中核任務の遂行能力を残している半面、ウクライナ軍にとっては「ロシアの象徴的、戦略的な戦力を弱体化できる」証明になったと指摘した。 

(引用終わり)
黒海艦隊旗艦モスクワを沈め
防空能力を削ぎ
乾ドックを使用不能にし
艦隊本部を機能不全に陥れた

次は残りのS300を破壊し、
再び橋を落とすというところだろうか...

黒海艦隊のドックに攻撃があったばかりで、重要な基地への防空体制は強化されて然りの筈だが、未だ未確認ながら司令官たる大将が戦死したって事自体が大ごと、防空能力の欠如は明らかと言わざるを得ない。

日露戦争ではロシア太平洋艦隊主力は守りの固いウラジオストックではなく、旅順要塞に守られた旅順港にあった。
海戦で負け、旅順港間近まで日本陸海軍の重砲が迫った時点で勝負は決した。
有名な旅順要塞の攻防戦は、要塞そのものよりも弾着観測所を巡る戦いだ。
203高地は旅順港を砲撃するために最適の観測所だった。

203高地を日本が奪取し、間もなく、旅順軍港に所在したロシア軍艦を次々と沈めていった。

日米戦争末期、日本の主要な軍港も空襲を受け、機雷や潜水艦で日本の沿岸航路すら壊滅していった末期的戦況を想起させる。

プーチンの戦争目的は達せられなかった。

特に正規戦で大将クラスが戦死したのは、第二次大戦で旧日本軍とナチスドイツの大将クラスが戦死して以来の話、米軍でもベトナムのハロルド・グリーン少将が戦死した以外それ以上の階級は戦死してない。ロシアで公式に認められてる将官の戦死は4人だけど、全員少将だし歴史的な損失である事に間違いはない。

残りの避難してる艦船を攻撃し、大損害与えれれば黒海艦隊壊滅だな。
実質海軍がいない敵に艦隊が壊滅されれば前代未聞の出来事になる。

大将の死をロシアはひた隠しにするだろう。
無事なら当然、メディアの前に出てアピールするはず。それができていないのだから、お察しの通りだ。
今後、将官クラスは前線から遠ざかり、部隊の統制が今より取れなくなるだろう

これだけ撃たれているということはクリミアの防空能力は明らかに下がっています。親露派の人は「フェイクだ」って認めないんでしょうけど。

西側の分析なんか外れっぱなしじゃん。
分析が当たっていたらウクライナ勝利でもう戦争は終わっていないといけないはず。

クリミアにいるロシア海軍は壊滅させないと、またロシアが勝手な解釈に利用する。

英分析といえば嘘ばかりなのは、皆さんご存知ですよね。
英分析?ああ•••とならないのは、ちょっとヤバいかも。

ロシアってデカいけど戦争下手なんだろうな。

「強い国が勝つのではなく、勝った国が強い」という論理で行けば、ロシアは歴史上多くの戦争で勝っており、間違いなく強い国です。
しかし、上手いか下手かで言えば、はっきり言って、下手でしょうね。
小国フィンランドとの戦争では、当初速やかに全土を占領してそこに傀儡政府を建てる予定だったのが、大苦戦して、優勢勝ちにとどまったり、瀕死のナチスドイツにとどめを刺すはずのベルリン攻防戦の初め、敵を強力なライトで目くらましするというジューコフ元帥の変な思い付きが裏目に出て(もうもうたる爆煙がライトを反射して味方のほうが前方が見えなくなり、ドイツ軍の攻撃が完全に奇襲攻撃になって大損害を出した)苦戦したり、勝てる戦で勝てないことが多いです。
まあ最後は馬力で押し切りますが。


ウクライナ側には西側諸国が総出で支援していて、スターリンクや諜報活動情報の提供支援だけで無く、戦費の支援も総額33兆円になります。
巨額の戦費を調達したゼレンスキー大統領の手腕には脱帽です。

まあ、全額、露西亜から巻き上げればいいのですから、お得な買い物です。

それを親露派兵士以外はロシアが殆ど一国で対抗してるのだから、底力は相当なものですよ。


これでクリミア半島に集中出来るね。

今後プーチンの死などがあった場合は速やかに北方四島を不法占拠しているロシアの勢力に徹底的に徹底的に正当防衛を浴びせて帰国をお願いして領土の奪還をすべきだと思う。戦後最大のチャンスを逃してはならない。

日本としてもウクライナ支援は三つの利益がある。

一つ目はNATOとの協力関係を深められた。
NATO側も米国に次ぐ西側第二位の大国日本を巻き込むことで、国内にも言い訳できる。

二つ目は露西亜への牽制
露西亜の軍事力は確実に殺がれた。
負け方にもよるが、対NATO正面の戦力を再建するためにも、極東シベリアの戦力を下げざるを得ない。
日本にとってはいいことづくめだ。
千島樺太カムチャツカ半島奪回も現実的になった。

三つ目は中共への牽制
プーチンのウクライナ侵攻は、中共に悪影響となった。
警戒心が高まり、台湾侵攻はほぼ不可能となった。

ウクライナ侵攻の失敗は、奇襲に失敗したことに尽きる。
ゼレンスキー政権の無力化に失敗した時点で、侵攻を中止すべきだった。

ウクライナはクリミア半島失陥後、NATO、特に米軍との協力関係を深めた。
中華民国は支那本土から台湾へと落ち延びたが、米国とは協力関係を維持してきた。
また、日本とも友好関係を結び、過去には空自のF104戦闘機が米国の仲介で台湾に譲渡された実績もある。

プーチンはウクライナを侮っていた。
習近平が本気で台湾を侵攻するのなら、日米の了解が大前提だ。

勿論、米国も日本も、力による国境の変更を望んでいないから、応じない。

日本国は台湾防衛に協力することが、日本の国益を守ることになる。
戦争被害を思えば、台湾を支援して、中共を牽制する方が安く済む。