非常任理事国32年出馬、日本政府が苦渋の決断…グローバル・サウスに出番譲る
読売新聞オンライン
23/5/23(火) 6:51配信

 【ニューヨーク=金子靖志】日本政府が10年後の2033年に次の国連安全保障理事会非常任理事国入りを目指す方針を決めたのは、苦渋の決断でもある。中国とロシアが取り込みを進める「グローバル・サウス」と呼ばれる新興・途上国との連携を深めるために出番を譲ることで、日本自らは安保理メンバーの長期不在を余儀なくされる。

 非常任理事国の「アジア・太平洋」枠(54か国)には、東南アジア諸国連合(ASEAN)や中東諸国などの新興・途上国が多い。安保理筋によると、こうした各国は近年、「経済成長で国力を付け、理事国入りに名乗りを上げるケースが増えてきている」という。

 日本はすでに加盟国で最多の12回、非常任理事国に選出されている。24年までの今回の任期後の再選の機会を当面見送るのは、「経済・外交関係を重視する(アジア・太平洋枠の)新興国に配慮せざるを得ない状況に置かれている」(国連外交筋)ためという。

 しかし、安保理での不在が長期化すれば、核・ミサイル開発などを続ける北朝鮮への対応などに影響が出かねず、「日本の国連外交にとって大きな痛手となる」(国連外交筋)との声も漏れる。すでに32年の非常任理事国選挙に手を挙げているモルディブに対抗する形となっても、自ら出馬を表明することになった。

 日本は、ドイツ、インド、ブラジルとともに、機能不全も指摘される安保理を拡大する改革案に取り組む立場だ。常任理事国入りを目指す姿勢を表明しつつ、非常任理事国選挙に立候補することには自己矛盾が指摘され「改革そのものの実現性にも影響が出かねない」(国連外交筋)との懸念も出ている。

(引用終わり)
ロシアは常任理事国から追放でいいよ。ていうか、自分から脱退しなさい。

国連非常任理事国の「アジア・太平洋」枠(54か国)には、東南アジア諸国連合(ASEAN)や中東諸国などの新興・途上国が多い。
日本国は常任理事国になるべきだ。日本が常任理事国に移れば、その分、枠に余裕が出よう。

戦犯露西亜を常任理事国から叩き出すのは既定路線だ。
中露を除いた安保理を開催して、露西亜追放案を可決成立させ、露西亜から常任理事国の地位を奪う。
具体的にはロシア代表を安保理に出席させない程度でいい。
中共が難色を示せば、中共代表に対しても同じ措置とする。

非協力的な中露を次第に排除していくのだ。

国連安保理が役に立ってるとは思えないので飾りでも何でも名乗りたければ譲ればいい。
G7サミットでインドやインドネシア、ベトナム、オーストラリア、韓国の首脳を招いて戦後秩序からの脱却と新秩序への道すじを創った。
これを進めれば良い。

グローバル・サウスと欧米の橋渡しをするためには仕方ないだろ。あちらだって日本を挟まず直接物を言いたいだろうし。これはこれで実利。

しかし、国連の事務総長だったか別の機関の人だったかは確か、安保理が使いものにないから改革が必要だって言ってたような。総理も去年に改革の意欲を示してたし、ウクライナの大統領にも要請されてるんだよね。
そう考えると、この見送りはどう転ぶのかわからん。


80億の人々が軍事力と経済で生き残るためにカオスの国際社会、唯一世界の国々が協調する国連。
外務省担当と思うが、無力化したと云えど国連でのステータスを意識しているとは思えない仕草!
なにもヤラナイ発想と理由がこれとは呆れてしまう。

いまだに世界第3位の国連分担金を毎年支払っているが、常任理事国にはなれないし、日本人職員も中国人よりはるかに少ないし、安保理も全く機能してないしで、少子化対策のお金もないことだし、もう国連辞めても良いんでは

それなら加盟国で第3位の国連分担金も他の国に譲るべきだよ。金だけだしてなんの発言力も権力ももてないなんて馬鹿にされているだけだよ。

まあ安保理で真に影響力があるのは常任理事国
で非常任理事国はお飾りでしか無い。

その時その時の実利重視の新興国たちが、いつまでも日本から受けた恩を覚えてくれているか疑問。

2022年10月17日現在、308回の拒否権が行使されてきた。その内訳は、
ロシア(旧ソ連時代含む)152回
アメリカ87回
イギリス32回
中国19回
フランス18回
である。
なお、フランスとイギリスは、1989年以来拒否権を行使していない