皐月賞の傾向と対策 | ヤングのブログ

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おはようございますニコ4月です。いよいよ生誕祭まであと2週間を切りましたアセアセまぁアラフィフのおっさんの生誕祭なんて誰も興味を持ちませんですが、何かしらのことはやりたいと思いますので(まぁひと様に迷惑をかけないのは当然ですが真顔)その前に積み残しとテコ入れ策は片づけたいと思います。

 

今回は傾向と対策で皐月賞です。1か月前にはまさかこんなことになるとは思いもよりませんでしたが一応傾向と対策は始めたいと思います。

 

皐月賞はまぁ誕生の経緯は先週の桜花賞と同じですが、ただ桜花賞が阪神競馬場でおこなわれ始めたのとは違って、始まりは根岸競馬場(現横浜の根岸にある競馬博物館のあたり)でおこなわれていた横浜農林省賞典4歳呼馬競走が起点で、戦争の激化で根岸競馬場から東京競馬場に移設され戦後へ、その後再開された直後は東京競馬場でおこなわれていましたが、1949年に中山競馬場に移設と同時に今の皐月賞に名称変更、翌年には距離も芝2000mに固定されて今に至るわけです。ちなみにたびたびこのレースは厩務員ストや中山競馬場スタンド改修、さらには震災で開催できずとなった時はいずれも東京競馬場でおこなわれたのですが、2011年の東日本大震災の時はもし東京競馬場も開催できなかった時は、京都競馬場でおこなわれることも検討されましたが、そこは関係者さんの努力により回避されて、一度も関東から離れていないクラシック競走です。ということで今回は21世紀に入った2001年からの過去のローテ―さらには馬番、人気別を見てみたいと思います。

 

まずはローテ―からです。過去23年分です。

 

弥生賞(ディープインパクト記念が付いた後も含む):22

 

スプリングS:15

 

共同通信杯:12

 

若葉ステークス:9

 

京成杯:3

 

ホープフルS:2

 

東スポ杯2歳S、朝日杯FS、毎日杯、きさらぎ賞:各1

 

参考、アーリントンカップ:2

 

ということでトライアル競走3レースと共同通信杯組が多くの好走馬を送り込んでいることになりました。これらの組は後で深堀するとして、そのあとに続いたのが京成杯組、ホープフルS組となっており、一応約35年前にJRAが思い描いていた「2歳G・Ⅰからクラシックへ」という構想は一応つながっているようでしたが、それでも桜花賞と違って1月以前からの休み明けは苦戦傾向といってもいいでしょう。あと言うまでもないですが、アーリントンカップ組は2月下旬におこなわれたときのものなので(さすがに2日連続で走ることはないですね)参考程度にしておきました。あとさすがG・Ⅰ、さらにクラッシック競走とあってか、前走1勝クラス組や新馬、未勝利組はゼロにやり当然ですね。

 

ということでここからは深堀です。まずはこのレースに多くの好走馬を送り込んでくる弥生賞組ですが、これだけ多くの好走馬を送り込んでいるのですが、22頭中弥生賞で3着内にきていなかった馬はわずか4頭ガーンしかもその該当馬たちの弥生賞時の着順は4着馬が3頭で、8着馬が1頭弥生賞で、あと一歩で皐月賞の優先出走権を取り逃がした馬の内でえーん賞金的に足りていた馬なら狙ってもいいですが、基本的には弥生賞3着内好走馬を選ぶのが王道だと思います。

 

続いてもう1つのトライアル重賞のスプリングステークス組ですが、こちらはスプリングステークスで好走できなかった馬は1頭のみでスプリングステークス8着の馬でしたぐすんちなみにその1頭が当時オープン特別でおこなわれていたホープフルS2着→京成杯1着からの休み明けでスプリングステークスに臨んだサンツェッペリンで、しかもこの時は勝ち馬ヴィクトリーとの行った行ったのレースウシシ展開に恵まれた感のあるレースだったといってもいいでしょうね。ということでこの組も普通にスプリングステークス好走馬を選ぶということでいいと思います。

 

トライアルのリステッド競走の若葉ステークス組ですが、こちらは全頭が若葉ステークスでの着順を見てみるとやはり連対馬が多くを占めており、しかも近年は連対馬しか来ていないので、逆に若葉ステークスで3着以下の着順だったのにもかかわらずここに出走してきた馬は疑ってかかってもいいと思います。

 

最後に共同通信杯組ですが、ひと昔前までは共同通信杯からの休み明けの馬が皐月賞を勝ちまくった歴史がありますがゲラゲラそれも今は昔のこと、こちらも共同通信杯勝ち馬がほとんどで、2着馬1頭だけ勝った年はありました(ドウデュースさんイクイノックスさんを向こうに回して勝ったジオグリフのこと)それ以外の着順でここに回ってきた馬の共同通信杯の前走のレースを見てみると、いずれもG・Ⅰ(1頭は今のレース体系に沿いますが)からやってきた馬なので、G・Ⅰ好走経験で共同通信杯からここにやってきた馬は共同通信杯で負けていても注意は必要ですね。

 

ということで次は着順と人気順です。こちらも2001年からです。

 

2023年  ①→⑭→⑦  2番人気→5番人気→1番人気

 

2022年  ⑭→⑱→⑫  5番人気→3番人気→1番人気

 

2021年  ⑦→⑬→③  2番人気→8番人気→6番人気

 

2020年  ①→⑦→⑯  1番人気→3番人気→8番人気

 

2019年  ⑫→⑦→④  1番人気→4番人気→3番人気

 

2018年  ⑦→⑭→⑩  7番人気→9番人気→8番人気

 

2017年  ⑪→⑦→⑩  9番人気→4番人気→12番人気

 

2016年  ⑱→③→⑪  8番人気→3番人気→1番人気

 

2015年  ②→⑤→⑦  3番人気→2番人気→4番人気

 

2014年  ②→⑰→⑱  2番人気→1番人気→8番人気

 

2013年  ⑦→⑭→⑬  1番人気→2番人気→3番人気

 

2012年  ⑭→⑨→⑥  4番人気→2番人気→3番人気

 

2011年  ⑫→④→②  4番人気→1番人気→8番人気 ←東京開催

 

2010年  ⑬→⑯→⑪  1番人気→6番人気→11番人気

 

2009年  ⑯→④→⑮  3番人気→8番人気→4番人気

 

2008年  ⑥→①→⑨  7番人気→6番人気→1番人気

 

2007年  ⑰→⑨→①  7番人気→15番人気→2番人気

 

2006年  ⑤→②→⑥  6番人気→10番人気→2番人気

 

2005年  ⑭→⑩→⑯  1番人気→12番人気→3番人気

 

2004年  ⑭→⑱→⑧  10番人気→1番人気→6番人気

 

2003年  ③→⑥→⑭  1番人気→2番人気→3番人気

 

2002年  ②→⑨→⑪  15番人気→8番人気→1番人気

 

2001年  ⑦→⑱→①  1番人気→3番人気→2番人気

 

ということで、数字の羅列になりましたが、これだけ並べるとさすが15番人気馬が勝った時もありましたし、その一方で1番人気→2番人気→3番人気の順で決まることもありましたが、一筋縄ではいかぬことがわかると思います。まず馬番別で言うと21世紀で一度も皐月賞で3着内好走馬を送り出していない馬番はゼロで、ここは桜花賞とは違った傾向となっています。多かった順ベスト3を見てみると

 

1位タイ:馬番⑦⑭:各9回

3位タイ:馬番①②:各5回

 

ということで1枠2頭を抑えて、7の倍数の⑦⑭がそれぞれ9頭も皐月賞好走馬を輩出していたこととなりました、これを過去10年だけにしてみると次のようになって、

 

1位:馬番⑦:5回

2位タイ:馬番⑭⑱:各3回

4位タイ:馬番①②③⑫:各2回

 

ここでは過去10年では馬番⑦がもっとも多くの馬を好走馬として送り出したようで、⑭⑱がそれに続き、さらに①②③⑫が追うことになっていました、連続の中山開催の最終盤におこなわれるレースにしては意外にも内枠も来ていたり、外枠も問題ないし、真ん中からも来ているので、このレースがいかに枠とか関係なくどの枠が極端に不利にはならないということを物語っているということですが、一応ここで挙げた数字は気にしてもいいと思います。

 

人気別で言うと荒れた時はものすごい荒れたかをしていますが、さすがここまでデータを取ったからなのか?10番人気以下の馬が来たのは2勝2着3回3着2回で、過去10年で見てみると2017年の3着馬が12番人気馬でこの馬が弥生賞3着馬のダンビュライトさんでした。まぁこの時は何とか権利をとれたねといった評価というべきかと思います(その後の活躍を見ると納得ですがねニコ)つまりこのレースも近年は10番人気馬がここで好走してくる余地はかなり少ないとみるべきでしょう。で上位人気馬の着く順を見てみると次のようになります。

 

1番人気馬7勝2着3回3着5回

2番人気馬3勝2着4回3着3回

3番人気馬2勝2着4回3着5回

4番人気馬2勝2着2回3着2回

 

一応1番人気馬はトップの数値をたしていますが、23年間で7勝で、3着内に15回ですから、責任は果たせているとみていいでしょう。ただそれ以降がそれほどでもという数値で、いかに人気から見ても一筋縄ではいかないことがわかると思います。しかも5,6番人気馬がさらに数値が低いことなっているものの、7~9番人気馬がそのあといい仕事をしていて、7番人気馬は3勝。8,9番人気馬はそれぞれ1勝づつですが、8番人気馬は2着が3回で3着が4回。9番人気馬が2着が1回3着なしなので、一応7~9番人気馬とひとくくりにしましたが、7,8番人気馬は特に注意したほうがいいですね。

 

ということでまとめです。

 

トライアル重賞組と共同通信杯組が優勢も、前走中山の重賞からなら問題なし、逆に若葉ステークス以外の関西圏のレースからはかなり厳しい(サトノダイヤモンドさんとアルアインさんの2頭だけ)

弥生賞組なら4着馬までならチョイス可能

スプリングステークス組なら普通に好走馬からチョイスすべき

若葉ステークス組なら連対馬のみチョイス

共同通信杯組は1,2着馬を選ぶものの、共同通信杯の前走がG・Ⅰで好走した馬なら勝っていなくてもいい(ジオグリフなど)

馬番は7の倍数の⑦⑭がもっともよく、1枠2頭と近年は⑱⑫も警戒すべき

1番人気はまぁソコソコ信頼できるが、2~4番人気馬はいまいちで、5,6番人気馬はさらに悪いが、7,8番人気馬がソコソコいい仕事をしてくれる

 

ということで推奨馬券です。例によって懲りずに続けます。

 

三連複フォーメーション

1頭目:馬番⑦⑭+1、3,7,8番人気馬

2頭目以降馬番①②③⑦⑫⑱+1~3,7,8番人気馬

 

一応この馬券を推奨します。

 

傾向と対策次回はフローラステークスを取り扱いますが、青葉賞の週に今年からユニコーンステークスが移設されたのですが、さすがにデータとして取り扱うのはどうかと思いますが、まぁ何かしらの傾向と対策はしたいと思います。

 

それではまたバイバイ