先日、LoMAの打ち合わせにおきまして、こんな質問を受けました。
「ものをつくってる人ってそんなに偉いんですか?」
あまりに唐突、且つ、予想外だったために窮してしまい、上手く答えられませんでしたが、大変良い考察のきっかけを与えていただいたなと、思いました。
私達は「作品作り」という世界に身を置いていますので、そうなりますとやはり、出来不出来に関わらず「自分の作品」と呼べるものを残している人は、偉いと私は考えます。
面白いアイデアなんてものは、実は誰にでも思いつくのです。
それを形に出来るかどうか、さらにそれが完成するまでがんばれるかどうかで、価値は大きく違うのです。
「こんなん思いついた俺スゲー!」
と思っていても、同じ事を後から思いついた誰かが先に完成させてしまったら、
「あれは俺が先に思いついたんだ」
と言っても、そこには何の価値もありません。
ニコニコ動画の「歌ってみた」や「踊ってみた」も動画という一本の作品ですから、たくさん動画を投稿している人は偉いと思います。
もちろん、世の中は決して公平ではありませんから、作品を作りやすい環境の人もいれば、作りにくい環境の人も居ます。
後者の場合、作れる環境を勝ち取るための戦いも含めてが「努力」なのです。
「戦ってきた人の目」をしているように、私には見えるのです。
補足として、ものを作ってる人というのは、えてして、これもまた出来不出来に関わらず、作ったものを多くの人に見てもらいたいものです。
このあたりの心情も、私の舌足らずで説明が至らなかった事、お詫びいたします。
