昨日、打ち合わせに向かう道中の事。
現在企画中のコンテンツではどんな事をやろうか、例えば平山先生だったらどんな事を思いつかれるだろうか。
なんて事を考えていたら突然、ひとつのアイデアがひらめいた。
ああ、と一瞬ピンと来るものがあった。
これはきっと、僕の中に平山先生が、最後のお別れにと降りていらして、そのアイデアを授けてくださったのだと思う事にした。
平山先生のお人柄であれば、生前1回でもお会いしたり作品を見ていただいたファン一人ひとりを訪ねて回られるぐらいは、なさりかねない。
例えこれが僕の自意識過剰だったとしても、平山作品の影響下で生まれた発想には違いないのだから。
きっと僕だけでなく、前後して平山先生から何かを授かった人はたくさんいるだろう。
そう思うとなんだかワクワクしてきた。
ちなみに僕の授かったアイデアを打ち合わせの席で話したところ、反応は上々だった。
企画:平山亨、原作:石森章太郎の一連のメディアミックス作品に出会わなかったら僕は特撮には傾倒しなかった。
そうなれば「コードマン」だって作らなかっただろうし、「コードマン」がなければその後の「鴉」や「ヤクザとおたく」に繋がる事もなかった。
今現在、久しぶりに新作を作ろうと重い腰を上げる気になったのも、そうした過去の経験、そして「平山チルドレン」の1人であるという自覚が、自信になっているからだ。
平山先生、本当に最初から最後まで、ありがとうございました。