ドキドキ度   ★★★★☆

考えさせられる度  ★★★★★

ゴス度   ★★★★☆


半グレや裏社会の案件ばかりを扱い、「悪徳弁護士」と世間からと呼ばれる九条間人。

法とはなにか?モラルとはなにか?

『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平による原作を、主演・柳楽優弥、共演・松村北斗で実写化。

極限クライムエンターテインメント!



✞ あらすじ ✞


半グレや裏社会などから依頼された厄介な案件を減刑・無罪にする弁護士 九条間人の元で、エリート新人の烏丸真司が働き始める。

九条の弁護士としての信念、手法、取り巻く環境に翻弄され、法と道徳の狭間の戦いを目の当たりにする・・・。



✞ レビュー ✞


正しいはずなのに・・・正しいと言い辛い

かなり胸を抉られる感じがします。

貴賤を問わず、依頼人を守るという九条の信条は間違っていないし、正しく美しい。

けれど・・・モラルに反することをした人を"依頼者だから"という理由だけで守るというのは・・・

と、誰もが思うところ。

貴賤とモラルは別の軸なのでは・・・??

金儲け目的でやっているわけでもないので、費用も破格。

正しく美しい信条通りの行動であるだけに、一概に責めるわけにもいかないが・・・納得いかないと思うひとが多いであろうことも事実。

烏丸をはじめ、近しい人たちが心配するのも無理はない・・・。


以下、多少のネタバレ含む所感有り。





序盤で九条が言っていた言葉から察するに・・・

"本当に"分け隔てなく、依頼人を守っているのだと思う。

たとえ悪質な犯罪者であろうと、依頼人であれば守る。

そのことによって発生するあらゆることも、受け止める覚悟も持っている。

本人はそれを「性格の悪い弁護士です」と茶化して言っているけれど・・・ここまで覚悟して弁護士ができる人はなかなかいないというか、珍しいタイプなのだと思う。


あんまり彼を褒め過ぎると、ほかの弁護士を敵に回しかねないのでこれ以上は控えるけれど・・・

目先のことだけに囚われない、自分のしたことに対しての影響を把握し、責任を持って善処する。

正しく、基本的な「あるべき姿」なのかもしれない。


だーかーらー!

ヤクザ屋さんとかに彼が悪用されそうになっているのが辛くて!!

っていう矢先に第10話(今シーズンの最終話)が終わってびっくり。

先が気になって仕方ないのこと。

まだシーズン2の案内も出ていないいま、途方に暮れている次第。


仕方ないので?

今一度要所要所を見直してみたりして・・・

やはり印象に残っているのは、町田啓太が演じる「壬生さん」かな。

背中のもんもんが!美しい!と思ったら・・・

パグ?パグよね??

RICE CAKE?? おもち?????

怖いヒトな感じなのに、かわいい感じのところもあるじゃん、どころの話ではない重たいエピソードの結果の墨とわかると・・・これまた胸が抉られる・・・。


全体的に、悪い人たちの悪行ぶりがえげつなくて辛いです。

どこまで現実にあり得ることなのかどうかとか想像したくない、フィクションだけであれと願う半面、火のない所に煙は立たぬなんとやらでもないけれど、可能性として否定しきれないのが怖い。


早く続きを知って、

九条の勝利を確信して安心したい・・・

・・・そもそも勝利というのがどういうものなのか、素直に安心できる結末なのかもわからないけれど・・・

それを見届けるためにも続きを待ちたいと思います。