まいどおおきに。
こちらは修理でお預かり中のヤマハ ビーノ(SA37J)です。
ある日いきなりエンジンが始動出来なくなったとの事で押して来られました。
中古で購入していただいて8年以上、これまで特にトラブル無く乗られていた車両ですが、距離もそこそこ走りましたし時にはメンテも必要です。
まずは原因を調べます。
プラグを外して状態を見ます。
エンジンオイルの状態や冷却系統もチェックします。
簡易的にエンジンを始動させて異音が無いかをチェックします。
原因の見当が付いたので、お見積りをしてユーザーさんにTEL連絡します。
修理OKのお返事を頂いたので、部品の在庫を確認したら早速作業に入ります。
エンジン周りを分解するのでクーラント液を抜きました。
量がだいぶ少なくなっていました。
次にウォーターポンプを取り外します。
取り外したウォーターポンプです。
まだ本格的な不具合は起こっていませんがベアリングにはだいぶガタが出ています。
分解してベアリングやオイルシールを交換します。
オイルシールを圧入しました。
叩かずに真っすぐ綺麗に入れるのがポイントです。
続いてベアリングを圧入しました。ガスケットも新品に交換して組み付けます。
このへんの部品は良く修理で使うので常時在庫するようにしています。
次はエンジン本体の作業です。
諸々の部品を取り外して・・・
シリンダーヘッドを取り外しました。
取り外したシリンダーヘッドガスケットです。
黒い被膜が一部破れてシリンダー内に冷却水が流れ込んでいた形跡があります。
合わせ面をきれいにして新品のガスケットを取り付けました。
取り外したついでにバルブ周辺を清掃しました。
シリンダーヘッド組み付け後、バルブタイミングをきっちり合わせてカムチェーンを取り付けます。
カムチェーンとスプロケットはひとコマでもズレてしまうとエンジンがおかしな事になってしまいます。
新しい冷却水を注いでエア抜きを行ないます。
外装を組み付ける前にエンジンの始動を確認します。
セル一発で元気にかかるようになりました。
最後にテスト走行して作業完了です。
直して乗るか処分するかで迷っておられましたが、今回は直して引き続き乗っていただく事になりました。
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