まいどおおきに。
こちらは中古車整備中のJOG、AY01モデルです。
ヤマハ車ですが製造はホンダで、TACTなどと中身はほぼ同じになっています。
一度は完成させたのですが、エンジンの調子があまり良くなく、警告ランプも点灯したり消えたりというような状況です。
一応走れますが、このまま販売する訳にはいきませんからもう一度整備し直します。
警告ランプが点灯するので、センサーなど電装品にエラーが出ている筈です。
現状は消灯していますが、過去に発生したエラー履歴はECU(エンジンコントロールユニット)に記録されています。
整備の手がかりになると思うので、履歴を読み出すためにOBDⅡという診断装置を接続します。
しかしこのOBDⅡ、近いうち必要になるだろうと思って数年前に購入しましたが、全然出番が無くて使い方を忘れていました。
今どきのバイクは優秀ですからね。
英文の説明書を読み直しながら作業しました。
接続した結果、センサーのエラー履歴が2つと、点火系のエラー履歴が1つ表示されました。
ただ、不動状態で仕入れた車両のため、どのタイミングでエラーが記録されたのかは分かりません。
本来であればエラーが出たパーツを順にチェックするのですが、まだ手元にサービスマニュアルが無いので、今回は表示データをしっかりメモしてから履歴データを一旦リセットしました。
配線の断線やカプラの接続など基本的な部分をチェックしたらOBDⅡを取り外し、再度エンジンを始動させて暫く様子を見ます。
明らかな異常があればまたエラー表示される筈?ですから。
次にOBDⅡの出番があるのはいつになるか分からないので、この機会に色々いじくって遊んでみました。
中国製品ですが日本語表示に切り替える事が出来ます。
蒸発系漏洩試験???ああ、ブローバイガス還元装置のテストが出来ますよって事かな。
この機能は自動車に接続した時に使えるのかな?
便利な時代になりました。
その後再度OBDⅡを接続してみましたが、エラーは再表示されないもののエンジンは不調のままです。
まあこれですぐに故障原因が分かるほど整備の世界は甘くありません。
あくまでヒントが貰えるという程度で、エラーが出てくれるだけでもラッキーというものです。
データも役立ちますが、経験と勘はもっと役立ちます。
このモデルはまだ整備実績が少ないので今回は長引きそうな予感がしますが、勉強するには良い機会です。
今後こういう仕事は増える筈なので、多くのユーザーさんのお役に立てるよう知識と技術をしっかり習得しようと思います。
センサー類の正常値を確かめるため早速サービスマニュアルも発注しました。
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