燃料タンクに水混入…エンジン不調のビーノの修理 | 原付専門店日野オートバイブログ「日野の本音」

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奈良県生駒市のバイクショップ、日野オートバイです。125cc以下の原付バイク・中古バイクの販売、修理、買取りを行なっています。一台一台丁寧に、一人ひとりを大切にが営業方針の小さな店です。

まいどおおきに。

先日エンジンオイル交換に来られた大学生の方と少しお話をさせていただきました。

現在3回生で、早くも就職に向けて活動を始めているそうです。

まだ具体的に進みたい業界などは決まっていないそうですが、専攻がIT関係なので幅広い業界から選べそうですね。

うーん、可能性の塊ですね。

入社してみないと分からない事も多いですが、色々な業界を研究して納得のいく結果を出していただきたいと願っています。

ちなみに自分は何も考えず早く内定を貰ったところに入社した結果、4か月で辞めてその後ぶらぶらしてました。

仕事は転々として、給料は全部バイクのレース活動につぎ込んでとなかなか楽しかったですが、今も気持ちはふわふわしたままです。

もしまた学生に戻れるとしたら、ちゃんと勉強して商船系の大学に進んで船乗りになりたいです。

外洋航路の商船だと何か月も海の上ですし、嵐に遭遇したりとハードな仕事ですが、陸に上がれば長期休暇が待っていますし給料もかなり良いんですよ。んで50歳ぐらいでリタイヤして、後はバイトでもしながら遊びほうけて余生を過ごすと。

 

さて、夢物語にうつつを抜かすのはここまでにして今日も真面目に仕事します。

こちらはエンジン不調でご入庫のヤマハ ビーノです。

 

中古で購入していただいて7年以上経つ車両ですがまだまだ現役です。

ユーザーさんにかわいがっていただいて幸せ者のビーノちゃんですね。

 

少し走るとエンストするそうで、早速原因を調べてみます。

プラグの状態は悪くありません。

 

燃料タンクをのぞいてみました。

燃料がたくさん入っているので見えにくいですが、底が少しサビているようです。

 

キャブレターのドレンから燃料を抜いてみました。

茶色い水が出てきました。燃料タンク内に侵入した水が下ってきたようです。原因はこれですね。

 

燃料ポンプのフィルター部分にもサビと水がたくさん溜まっています。

 

燃料ポンプを分解してみました。

中も錆びているので、水が溜まったのは今に始まった事では無さそうです。

 

タンクを取り外して中を空っぽにします。

 

サビ取り剤を注いでしばらく置いときます。

 

タンクのサビ取りをしている間に他の作業を行います。

キャブの中にもサビ水が溜まっています。

 

底が腐食していますが、水を抜くだけでなくこれも綺麗に清掃してやらないとスロージェットなどの細かい燃料通路を詰まらせる原因になります。通常の汚れではないのでキャブレタークリーナーでは落とせません。

 

清掃の終わったキャブです。底のサビもきれいになりました。

 

錆が広がり始めていた燃料タンクの底も綺麗になりました。

 

取り外した部品を組み付けます。

 

エンジンの始動を確認します。

この車両は現役で使用されていたので大丈夫ですが、水がエンジン本体にまで回った状態で長期間放置しているとベアリングやクランクなどが錆びて大修理になります。

 

最後にテスト走行して作業完了です。

タンクに水が溜まるのは自然現象のせいもあるので多少は仕方ありませんが、定期的に水抜き剤を入れてやると効果的です。

特にヤマハ系のタンクはキャップから雨水が侵入しやすいので、保管時は屋根のあるところに置くか車体カバーをかけてやるとだいぶマシですよ。

 

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