まいどおおきに。
バイクに乗るにはちょうど良い季節ですね。
自分も愛車のアヴェニス125 で走るのが、休日のささやかな楽しみになっています。
もっとも、自分の場合は楽しむためというよりも実働状態を維持するのが精一杯です。
定休日に行なう銀行回りや役場回りで走らせる時間を作っていますが、仕入れや買取り、レッカー引き上げがある日は車じゃないとダメですから、現状は2~3週間に一度乗れたら良い方です。
乗り始めて4ヶ月になりますが今月2回目の給油をしたばかり、放置バイクと紙一重です。
こちらは修理入庫のライブDIO-ZXです。
不動のため昨夜の便でレッカー入庫しました。
「乗ろうとしたらエンジンがかからず、プラグを調べたら点火していなかった。」のだそうですが、バッテリーを接続したらエンジンはすぐにかかりました。
バッテリー不良でセル始動が出来ずキックスターターで始動させていたそうですが、キックアームが固着気味でご覧のように踏み降しても元の位置まで戻りません。
「エンジンがかからない」ではなく、「エンジンがかけられない」が正解だったようですね。
キックスターターユニットです。
錆や油切れで動きが悪くなる事が多いのですが、今回は可動部に溜まった大量のダストが原因でした。
ケース側もダストで真っ黒です。
ダストの犯人はドライブベルトの磨耗粉です。
ベルトの繊維がほつれてこんな事になっていました。
最近交換されたものだとは思いますが、磨耗と劣化で切れる寸前でした。
キックスターターよりもこっちの方が問題ですね。
メーカー名は伏せておきますが、ちょっと品質に問題のある社外品でした。
ちなみに社外品が全て悪いわけではなく、中には純正品と同等かそれ以上に高品質でしかも低価格という商品もあります。
ドリブンプーリーのフェイス面に錆が発生しています。
既に錆はかなり落ちていますが、これもベルトを磨耗させる原因です。
結局キックスターター以外の駆動系のパーツを全て外して清掃し、組み直しました。
ベルトは新品に交換、社外品ですがうちで採用しているのは上記の高品質メーカー品です。ドリブンプーリーの錆も研磨しました。
バッテリーも新品に交換しました。
これでセル、キックどちらでもスムーズに始動出来るようになりました。
最後にテスト走行して完成です。
今夜は珍しく外回りが無かったので残業です。
21時頃、雨が降ってきましたが中古車整備が終わったTODAYテスト走行も済ませます。
調子が気に入らないので途中で戻って再整備中。
こちらも駆動系の手直しです。
営業時間中、自分は修理や電話応対があるので中古車の整備はスタッフが中心で行ないます。
しかしあくまで下整備レベルですから、二度手間ではありますが最後は自分がもう一度チェックして仕上げます。
今日もまたTODAYが下取入荷しました。TODAYは続くよどこまでも の流れはまだ継続中かな?
でも昨日と今日で納車が進んだので、まだ広い状態をキープ出来ています。
日付が変わる前には帰宅したいので10時前に切り上げました。
その後もう一つの店(洗い屋本舗)に出勤しましたが、深夜の部のお客さんで満車だったため、近所のコンビニで夜食を済ませました。
久々のどん兵衛です。
この後10分だけ仮眠するつもりが25分も寝てしまいました・・・。
今、午前3時にこの記事を書いていますが、目がさえてまだ眠れそうにありません。
原付バイク、中古バイク販売・卸・買取・修理
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記事の内容を参考に整備などされる方は自己責任にてお願いします。
電話やメール等による自己整備のサポートや設備機材の貸出は行っておりません。