ジャイロキャノピーの駆動系交換 | 原付専門店日野オートバイブログ「日野の本音」

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奈良県生駒市のバイクショップ、日野オートバイです。125cc以下の原付バイク・中古バイクの販売、修理、買取りを行なっています。一台一台丁寧に、一人ひとりを大切にが営業方針の小さな店です。

まいどおおきに。

今日の奈良はお昼前から雨、夕方には上がりましたが涼しくて過ごしやすい1日でした。

修理もタイヤ交換、オイル交換などが数台入庫したぐらいでした。

たまにはこんな日も無いとね。


こちらはいつもお世話になっているお弁当屋さんの配達バイク、ホンダ ジャイロキャノピーです。

走行距離は7万キロちょっとです。

今回は加速、登坂力が極端に悪くなったとの事でお預かりしました。

車重があるので元々そんなに走らないバイクですが、試乗してみたところ確かに20km/hぐらいまでがもの凄く遅く、坂道になると15km/hほどしか出ませんでした。

整備スペースが無いので隣りのストックヤードで作業します。


駆動系の整備を行うのですが、車体をジャッキアップして左後輪を外しリヤフェンダーを外しエンジンの周りに張り巡らされている鉄の骨組みを外し配線やケーブル類を一部外してと、ジャイロシリーズはケースを開けるまでがちょっと手間です。

写真はケースを開けたところです。


主原因はこれ、ドリブンプーリーの動作不良です。

手に持っているのはクラッチで、その下のドラ焼きみたいなやつがそれですが、本来はバネに押されてぴったりくっつくところが5ミリほど開いたままになっています。


ドライブベルトも磨耗と劣化が進んでいます。


プーリーもベルトの摺動面がかなり磨耗しています。


カバーの中も真っ黒です。


取り外したドリブンプーリーです。

トルクカムとも呼ばれますが、磨耗とグリス切れで動きがおかしくなっていました。

見積りをお伝えし、早速部品を発注します。

ビジネスユースの車両なので急ぎます。


翌日(今日)、部品が全部届きました。


ドリブンプーリーは複数の部品で構成されていますからまずは組み立てなくてはなりません。

オイルシールを圧入したり付属のグリスを塗ったり・・・


ドリブンプーリーの組み立てが終わりました。写真が分かりにくいですが本来はこうやって閉じた状態になります。クラッチは再使用します。

プーリー、ベルト、ウエイトローラーなども新品交換です。


カバー内も清掃します。キックスターターも油切れと積もった汚れで動きが悪くなっています。

バッテリー上がりの時に困るでしょうからこっそり直しておきましょう。


ケース側の中も清掃してから組付けます。

ほとんどがベルトの磨耗粉です。


分解と逆の手順で組付けます。

このエンジンを囲む鉄骨が何をするにも邪魔になるんです。


早速テスト走行しましたが、加速も変速もスムーズになりました。
繁盛されてるお店なので10万km達成もすぐでしょうね。




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