昨日に引き続き
日下さんのリブログです。



天使ママさんには↑
ぜひ読んでいただきたいですニコ



この時期が近づくと
我が家はテレビをあまり見なくなります。

暗い!
とにかく暗い!重い!

何度も流れてくる津波の映像
瓦礫の映像

あれ、実際に現場で見ていた人は
どんな気持ちか。

私は海外旅行中だったので見ていません。

当時、私は大学4年。
旦那とはまだ結婚してませんでしたが
家族には紹介済みで仲良くしてましたニコニコ

地震の後、市内を営業中だった旦那は
うちの母が一人なのではと心配して
我が家に寄ってくれました。

そのまま一夜を家で過ごし
翌朝沿岸の実家に向かいました。

被災地ではテレビは見れませんから
まさか、こんな惨事になっているとは
誰も想像していませんでした。

道中の変わり果てた景色

実家に到着すると
お母さんが帰ってないと父と兄から聞きます。

この時点では誰も心配してなかったそうショボーン

看護師で福祉施設の責任者だった
お義母さん。

仕事上、帰れないのだろう
それに、あの母ちゃんは
何があっても死なないだろうと
思っていたそうです。

近所のおじちゃんに
「なにやってんだ!今すぐ探しに行け!」

と言われて
はじめて出動車


ここからが地獄絵図だったそうです。

実家に帰るまでは
仙台市内からの道なので
浸水はしているけど
まぁ、なんとか迂回しながら行ける感じ。

その感覚でお義母さんの職場へ向かうと
木に人が引っかかって死んでいる。

道路のあちこちに倒れた人が
転がって死んでいる。

その死体を避けながらの運転です。

川に家が浮いている。

まさに、地獄絵図。
それ以上の現実。

あちこち探したけど
お義母さんは、見つかりませんでした。

遺体収容所となっている
体育館を何件も周り

ブルーシートをめくりながら
一人一人顔を確認。

いったい
何人の死に顔を見たのでしょう。

知り合いの葬儀で
棺の扉を開けて
お顔を見るのも
私はいつも少し怖いですショボーン

それが、泥だらけ
傷だらけの損傷した知らない人の顔を
何十、何百見た
旦那の精神的なショックは
計り知れません。


数日後、ようやく自衛隊が
勤務先の施設の捜索に来てくれて
瓦礫の中からお義母さんは
見つかりました。

よく、テレビで
未だにご遺体が見つからず探し続けている
ご家族のインタビューを目にすると

私は
もう、いいじゃない。
その方は、そこにはいない。
そんなに見つけてほしいと
本人は思っているのかな?

執着しているのは
残された者だけなんじゃないか?


と感じます。
でも、当事者の気持ちはわからないので
旦那にその話をしてみると


「俺はグチャグチャになったお母を
自分たちでブルーシートで
グルグル巻きにして
軽トラに荷物のように担いで
乗せて家に帰ったんだよ?

そんな経験、しなくてすむなら
しない方がいい。
どっちが良い悪いじゃないけど
変わり果てた家族の姿を見るのも辛いよ。」


そんなこと、言うもんじゃないし

亡骸に会えてないご遺族からすれば
遺体が見つかったこと
会えたことは
幸せなんだと思います。

でも、被災者、経験者
それぞれに想いがあるようです。


旦那は、こうも言いました。


もう、いいじゃん。
毎年毎年
10年だからって
別にただ切りいいだけじゃん。

死んだ人も
もういいから〜って思ってるよ。

楽しく生きようぜ!




私も同じ気持ちです。
わざわざ毎年
くら〜いニュースで
悲しみをぶり返すことが
供養のような
そんな感じがちょっと嫌。

忘れませんよ。
わざわざこんなに四六時中テレビやらなくたって。

いつもいつも
胸に刻まれているからこそ
この日が近づいて
特別になにかする必要はないと
私達は感じています。


被災地では3.11のテレビ
流さないでほしい。

本当に忘れかけている
リアリティの無い遠方地域だけで流してほしい。


この辺の感覚も被災者、犠牲者遺族
人それぞれですね。



亡くなられた方は
きっともう成仏されている。
日下さんの記事にもありましたねニコニコ

だから、必要以上に
残された者が
まるで犠牲者の痛みを感じることが
供養になるような

そんな感覚は捨てた方がいいと思うのですショボーン

私達はいまを生きている
生かされている。

今を精一杯生きること
楽しむことが
先に逝った方々への敬意
そう思いますニコニコ


悲しかったね
苦しかったね
もっと生きたかったよね


そう寄り添う時期は終わったのではないかと。


地球の進化
浄化
私達人間の意識を変えてくれた

その一端をにない
お役目を果たされた犠牲者の方々。


その痛みに寄り添って一緒に泣くのではなく
心からのありがとうをガーベラ

その方々の命が
残してくれたもの
それをより良い地球を作るための糧にして。


心からのありがとうを
捧げたいと思います虹



より良い地球を作るって
大層なこと言いましたが

それは、一人ひとりが
自分を輝かせ
自分を生きるってことおねがい


人生のこの時間を
この一瞬を輝かせようと努めること流れ星


生きてることが辛いなんて
文句をいってる暇はありません。


今日を生きられなかった
あの日波にさらわれた方々に

胸を張って
今を生きている姿を見せられるようにウインク


3月11日は
悲しみに心を寄せる日ではなく

生きることを改めて決意する日虹


さぁ、今日も、
人生分の一日が始まるよっ!

あなたの人生のタイムリミットは
確実に一日分
今日も減ります時計

チクタクチクタク

今日も一歩死に近づいています。
生きることに集中しましょうウシシ


今日も最高の1日を虹