今日は源の心臓が止まった日。
あれから1年が経ちました![]()
死産直後は、時間の流れが遅すぎて、このどん底から抜け出せる日は来ないのではないかと感じていました。
私の場合は、一区切りつくまでは半年でした。
身体的な部分でも、精神的な部分でも。
グリ―フ専門士という資格をとりまして、自分が経験した心や体の反応がどんなものだったのかも学んだのですが、「記念日反応」というものがあります![]()
特に、初めて迎える命日に強く現れることが多いと言われています。
記念日だからなのか、他の要因なのかは分かりませんが、珍しく気持ちが後ろ向きに引っ張られています。
心の傷がうずくのです。
最後に病院に通っていたこと、近所の梅の花が満開に咲いていました。
「毎年思い出すんだろうな~」
と、一年前の私は、既に来年の自分を心配していました。
案の定。
毎日通る道、綺麗なピンクの花が満開です![]()
春の訪れとともに、私はこれから一生この気持ちを味わわなくちゃいけないんだと思うと、正直憂鬱です。
「源と一緒にみたお花
」
とは思えません。
そこは諦めます。
悲しいんです。
これからも、ずっとずっとずっと。
グリーフケアを学んで、悲しみの卒業はないということを改めて知ることができました。
おわりません。
終わる日はありません。
たとえ、源が戻ってきてくれたとしても、私が人生の中で経験したあの悲しい時間は身体に刻まれている。
他人になんといわれようと、自分でどうにかしようとしても、絶対に消えません。
これは感情じゃないから。
身体に刻まれた記憶だから。
悲しい気持ちと傷に寄りそって、それも私の一部として生きていくしかないんです。
これが源のいた証だと思えば、その傷すらも愛おしいです![]()
グリーフケアの先生が言ってました。
「悲しみがなくなることはない。悲しみにとらわれないで自分らしく生きられるようになることが、グリーフケアの最終段階です。」
悲しみは持ったままでいいんです。
ただ、私はその悲しみをエネルギーに変えたいと思って1年間を過ごしてきました。
源が教えてくれたこと、私が変わらなくちゃいけないこと、源の命を最大限いかせるように、必死に過ごしてきました。
グリ―フは新しい自分に生まれ変わるきっかけだと。
それはたしかにそうだし、そうやって過ごしてきた1年間よく頑張ったねとハナマルをあげたいです![]()
でもね、この間大好きなアメリカドラマの最終回で目が覚めるセリフがありました。
旦那さんから妻への言葉です![]()
「君が幸せになるなら、僕は何でもするしどこへでも行く。でも、僕が知る限り、君は一度も自分に満足したことがない。君の不満は一生続く。」
私に向けた言葉だと思いました![]()
私は、常に進化していないといけないと潜在意識に刷り込まれています。
だから、常に、今の自分は出来損ないなのです。
終わりのなり、ゴールのないマラソンをずっとしているようなもの。
「今この時を楽しんで
」
源の言葉の本当の意味を感じました。
分かっていたようで本質は分かっていなかった。
現状を変えようとすること
新しい自分になろうとすること
これをやめて、今の自分にハナマルをあげること![]()
向上心のかたまりの私にはとても難しいことだけど、「受容」ですね。
ずーーーっと前に悟ったはずでしたが、こうやって何度も何度も行ったり来たりですね。
妊娠は「受容」です。
べビ待ちさんや、流産を経験した方、自分の受容力はどうかな?と考えてみると、できることがあるような気がしてきませんか![]()
私ももう一度、ありのままの自分を受け入れることを意識していきたいと思います![]()
お彼岸で墓参りしたばっかりだけど、朝イチで行ってきました![]()
この下に源のお骨があるんだな〜
私は肉体と魂は別だと思っているので、お墓で感情がでてくることはありません。
でも、源の身体が確かにこの世にあった、私の腕の中にいた、そのことが信じられないといった感覚です。
お骨がここにある
と思うと、おかしな表現だけど、「あ〜源って本当にいたんだな」って![]()
私は源の本当の顔を知らないし(浮腫んでいたので)、いつも見えない存在を感じているので、私の中の源は実物よりもイメージのほうが強いのです。
生まれた直後の源の顔、棺に入った源の顔、抱っこしたときの源の顔、、、
リアルな源の顔は、思い出そうとしないと出てこないのですが、記念日反応なんでしょうね。
最近よく思い出します。
「僕がいたことを楽しかった思い出として覚えていてほしい
」
源はそう言ってました。
もちろん、楽しかった。
でも、この季節はやっぱり涙の記憶が強くて![]()
この春にさしかかる生ぬるい感じ。
心地よさよりも、憂鬱感が勝ります。
想定外でした。
こんなにも揺さぶられるとはね![]()
死産後はどこか知らないところに、誰も知り合いがいないところに引っ越したいと心底思いました。
仕事も人間関係も部屋から見える景色も、全部一度リセットしたい、投げ捨てたい、逃げたい、無気力。
この数日で徐々にではなく、一気にガックーンと1年前の私にタイムスリップしたような感覚です。
グリ―フを勉強していてよかった。
これが、記念日反応であるということを、落ち込みの中でも冷静に受け止められています。
数日前に、源を授かったときに通った鍼灸の先生のところに通い始めたのですが、体の緊張ストレス具合がなかなかだと言われました。
おかしいな~
と思っていたけど、昨日あたりから感情として表面にでてきた記念日反応。あ~犯人はこれでしたね![]()
副腎やられてるってさ!
天使ママ多分みんなやられてるんだろうね。
コロナで世の中的に鬱々としている今日この頃。
いかに気分を紛らわせて上げていけるかも大切ですね![]()
今日は特別な日なので、珍しく小さなアレンジメントを注文してみました![]()
「パステルカラーで」
とお願いしたら、黄色オンリーできました(笑)
これも、源がこうしたんだと、すべて源の仕業ということにしておきます![]()
姉が買ってきてくれたお花と一緒に![]()
仏壇が一気に華やかになりました![]()
お墓のお花も可愛くてお気に入りだったのでパシャリ![]()
誕生日は4月2日。
2回お祝いしてもらえていいな、源さんよ![]()
ちなみに、今日の私のように気持ちが下がっているときのおススメは、超あつい足湯![]()
身体が冷えているとき、こういう感情に陥りやすいです。
私は給湯温度を46度にして、熱湯を水筒にいれて足し湯しながら足が赤くなるまでやります。
その後は、白湯を飲むとgoodです![]()
速攻で身体がポカポカ、気持ちもポカポカ、やる気も出てきます![]()
お試し下さい~![]()
よい週末を![]()
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