症例報告
40歳代女性
【主訴】
ⅰ)アトピー
ⅱ)白内障(アトピー性)
ⅲ)へバーデン結節
ⅳ)強迫性神経障害
【経過・症状】
ⅰ)生後間もない頃から
自覚したのは、小学生ごろからで 肘や膝に痒みや乾燥を感じる。
思春期は、ホルモンの変化のせいか、肌がオイリーになり、一時的に治まっていたが、
就職して、ストレスで再発。
かなりひどく出ていて、顔は真っ赤に腫れていた。
現在は、汗をかくと額を中心に赤くただれる。
背中や肘なども痒くなるが、ピークの時よりはマシ。
ステロイド(塗り薬)は使用中
ⅱ)10年ほど前に同病名の左目のOPE済
右目も現在いつでもOPEしてもいいほどだができるだけOPEしないでおきたい。
曇りの日でも外出時はサングラス着用しないとまぶしい。
慣れてしまっているせいか、かすんでいる感じはさほど気にならない。
ⅲ)整形外科でのレントゲンではほとんどすべての指に変形がみられるとのこと。
自覚は左示指DIP関節
力を入れた時や、壁やフローリングなど硬いところに当たったときに痛み(+)
ⅳ)10年ほど前から異変
はじめは几帳面な性格のせいかと思っていたけど、徐々に症状が進行し、
一人で外に出歩けないほど、恐怖感が強くなった。
特に先の尖ったものに恐怖を感じたが、他にも、すれ違う人やに当たるのではないかと、
過剰に避けるようになったり、横断歩道でも、止まっている車が動くのではないかと恐怖に感じた。
また、緊張が続くことで首から後頭部にかけてのつまり感や凝りをひどく感じる。
現在は安定剤を服用中
【治療】
始源東洋医学
【治療経過】
また、首の凝りは1回の治療でかなり軽減したということも聴取。
5回目の治療時に、額の赤味が治まっていることを実感。
久しぶりに会う友人にも「治まっている」と言われた。
へバーデン結節の痛みも気にならにようになったと
全体的に、症状がかなり改善していることを聴取した。
毎回、治療直後は反応は取れているが、
次の来院時にはまた、反応が出ている。
特に、アトピーは幼い頃からのものな為、
長い目で見て根本改善が必要とみられるので、
現在も治療継続中。
痒みは来院前「10」に対して
現在は「3」
現在も継続して来院中