2012年1月(181号) : うつ病 | 大阪本院・天六・箕面にて鍼灸・整骨・マッサージ・インディバを行う総合治療院「玄武堂」

大阪本院・天六・箕面にて鍼灸・整骨・マッサージ・インディバを行う総合治療院「玄武堂」

私たちは「元気がないと仕事にならん!」をモットーに、東洋医学の源流を駆使して、地域の皆さまの笑顔と心身の平穏を目指してます。

治療院:「大阪市北区/天神橋筋六丁目駅~1分」「城東区関目/京阪関目駅すぐ」「大阪市北区/天神橋筋六丁目~2分」「箕面市箕面」




平成二十四年辰年が明けました。 





本年も、橋本総院長はじめ、


梅田・関目・豊中・箕面、全治療院のスタッフ一同、


治療に邁進してまいりますので、よろしくお願いいたします。




 さて、一年でもっとも寒さが厳しくなる一月、


治療に来られる患者さまにも、風邪を引いている方が増えてきます。


 そして、風邪かな?でもなんだか、なかなかすっきり治らないな?


と思われる方も増えてきます。




 体がだるく、いつも喉が痛い。


熱っぽい感じもするけれど、体温は平熱。


朝が起きにくく、寝つきが悪い。


 そんな方は、そろそろうつ病を疑っておられる頃かもしれません。





 うつ病とは、「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」などと


表現される症状がある程度以上、重症であるものを指します。


 病院でうつ病や抑うつ状態と診断された方は、


まず西洋薬を飲むことから始められると思います。


 うつ病の薬は、飲みはじめてから二~三週間で


効果が出始めるものも多く、


お医者さんや薬剤師さんの説明を聞き、


お薬の説明書をよく読んで、


対処されることが必要です。




 うつ病の方には、いつもより酷いと感じる肩こりや頭痛など、


身体症状に悩まされている方がたくさんいらっしゃいます。


 そのような症状には、西洋薬だけでは対応しきれず、


気分もすっきりしないことが多いものです。

そこを補えるのが、鍼灸治療を中心とする東洋医学の治療です。




 東洋医学は、気血のめぐりや臓腑のバランスといったところから


アプローチしますので、


精神的症状も身体的症状も、同じレベルで扱い、


治すことができるのです。


気分の改善と、頭痛などの痛みの緩和を一緒に行うことができます。




 西洋医学的な治療と併用して、


東洋医学的アプローチを試みてはいかがでしょうか。






西洋薬による治療は、脳内の神経伝達物質の増量を目的とするなど、時として薄紙を剥ぐような改善の繰り返し、となることがあります。

 一方、東洋医学の治療は、副作用もなく、体が軽くなった、などその場で改善を実感することができます。


 西洋薬はうつ病の治療の柱となりますが、その治療の伴走者として、ぜひ東洋医学の治療を取り入れてみてください。




当院での治療





 当院では、自然治癒力の発現を助ける「始原東洋医学」による鍼灸治療や、


交感神経と副交感神経のバランスに着目した「自律神経免疫療法」


気血や臓腑の状態を改善する「中医学」による鍼灸治療


などを取り入れております。




 また、体の緊張を取るためのアプローチとして、


時間制のマッサージも行っております。




 うつ病の治療は、長い期間にわたることもあります。


 治療ごとに一定の改善を実感できる東洋医学的治療であっても、


その効果を持続させるには、やはり継続が必要となります。




当院では、症状によっては、保険治療を行うことができます。


治療に来られた際にご相談ください。




 服装にかまう心の余裕がなかった女性が、お化粧をして来院された、


いつもイライラと放電するような怒りに包まれていた方が、


少し笑顔を見せる余裕を持たれた、など、




スタッフは色々なサインを見逃さず、治療に当たっております。








 人の体は一直線には回復しません。




 行きつ戻りつする患者さまの体と心をしっかりとサポートし、


治療の伴走者となれるよう、努力してまいりますので、


心配に思っていること、迷っていること、遠慮なくご相談ください。






             玄武堂梅田治療院

                        横山玲子