2022/8/10
Ninja1000のブレーキフルード交換を行いました。前回交換からまだ1年なんですが、フルードの色がかなり変色してしまったので、不安になって交換することにしました。
かなり変色してます。やばいですね。
*以下のフルード交換方法は致命的な問題がある可能性があります。ことがブレーキのことですので参考にはしないでください。
今回は注射器でブリーダープラグからフルードを抜いてみました。実は前から「二輪館」で売っている注射器とチューブのセットが気になっていたんですよね。取説が見えないように包装されているので「どうやって使うんだろ?」って思ってたんですが、ブレーキのシリンダーとかの構造をネットでみて「多分こうじゃないか?」ということでやってみました。
予想通り、ブリーダープラグを緩めて注射器でフルードを吸引するとレバーを握らなくてもフルードが吸い出されてくるんですね。
いちいちブリーダープラグを締めたり緩めたりする必要がないし、写真↑の状態でブリーダープラグを緩めたまま注射器をチューブから取り外して中身を捨ててまたチューブに接続してもエアが入っていくこともありませんでした。
さらに、注射器内の古いフルードをまめに捨てているとフルードが綺麗になっていくのがよくわるので、完全に入れ替わったことが確認しやすいです。また、チューブが水槽用のシリコンチューブなので注射器の吸引に負けてチューブが潰れるため引きすぎるってことも防げているような気がします。もっとも注射器で吸引するぐらいじゃ「引きすぎる」ってほど引けないと思いますけど。
こんな調子でフロントとリアを交換したら500ccのフルードを使い切っちゃいました。前回は200ccくら余ったんですよね。ということは前回の交換時は完全に入れ替わっていなかった可能性が高いです。このせいで変色が酷くなったんですかね?
前回はヤマハ純正のブレーキフルード、今回はホンダ純正です。同じDOT4ですが、ヤマハのほうが新品でも黄色味が強いような気がします。ホンダは無色透明でした。
一年後にフルードの色がどうなるか、ちょっと楽しみです。
試運転してブレーキが効くことを確認して交換終了です。しかし炎天下でやる作業じゃないですね。もう汗びっしょりでした。