2021/10/24 師匠、ドクターと西黒尾根から谷川岳を登ってきました。
師匠から「至仏山か谷川岳」のお誘いがあったので、数年ぶりになる谷川岳をリクエストしました。土曜日の天候から、積雪が予想されましたが、予想外の積雪量にびっくりしました。
駐車場に車を滑り込ませ、7時ごろに行動開始。今回は積雪が予想されたので、師匠に相談していつものアプローチシューズではなく、ちゃんとした(?)登山靴を用意しました。
見苦しくてすみません。 上:今回使用した登山靴 下:私が通常履いているアプローチシューズ
しかし雪のない道での登山靴は歩きにくいです。今回使った登山靴はアイゼンが装着できるタイプで、ソールが硬いので余計に歩きにくいんですよね。まあ雪が出てくるまで我慢するしかありません。
樹林帯を抜けるまで雪はありませんでした。
雪のない樹林帯を、登山靴の歩きにくさに閉口しつつなんとか通過しました。
紅葉は色づきが今一つでした。
樹林帯も中ほどまで登ると、ポツポツと下山してくる人とすれ違うようになりました。話を聞くと「途中で引き返した」とのこと。
ラクダの背まで行ってこの景色を見て納得しました。私たちは積雪期の西黒尾根を何度か登っていて、状況が予想できるので不安なく進むことができますけど、積雪期の経験が乏しければ引き返して当然だと思います。
この景色↓を見たら、装備に不安があったり、この先の状況が予想できない人は引き返しますよね。
行ってみればそんなに難しい所はないです。ただスリップには要注意ですね。左右どちらに滑落してもかなりの確率であの世に行けます。
西黒尾根の懺悔岩です。ここまでくれば山頂はもうすぐ。
山頂は天神尾根を登ってきた登山者で大賑わい。屋外とはいえ、あまり近寄りたくないので、離れた所から写真撮影だけしてさっさと退散しました。
下山は天神尾根から。雲が切れて素晴らしい景色が見られました。
天神尾根から山頂を写しました。右に伸びる尾根が登りで歩いた西黒尾根です。
天神尾根は登山者が多いのと、積雪の影響で大賑わい。いつもの倍近い時間をかけて天神平スキー場まで下山しました。閉口したのはこんな状況でも熊鈴を鳴らしながら歩いている人がいること。この日のように熊が出現する可能性が無い場合、熊鈴はザックにしまうのがマナーだと私は思います。
スキー場のゴンドラも、過去の谷川岳登山では経験したことのない「ゴンドラ待ち行列」が出来ていました。谷川岳の紅葉が見頃を迎えているなんて報道と、緊急事態宣言解除のせいで余計に人が多かったんだと思います。