裏妙義 御岳ルート | 山歩きとバイク旅

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11/18日、10年ぶりに裏妙義御岳ルートを歩いてきました。
 
今年は4月から土曜日がほぼ全て休日出勤で、休みは日曜のみという状態が続いています。考えようによってはありがたい話しですが、さすがに毎日残業したうえで休日出勤という状態が半年以上も続くと、肉体的には何ともないんですが、精神的に辛くなってきます。
 
余計な仕事も仰せつかってしまい、人間関係にも気を遣わなければならなくなり、私のような鈍感な人間にとっては、これまた非常に精神的に辛い状態です。
 
そなんこんなで毎日朝が辛くて、日曜くらいはゆっくり寝ていたいといつも思うんですが、いざ日曜日になると、早い時間(と言っても7時とかですが)に目が覚めてしまいます。
 
3連休(23~25日)は、金曜日は休日出勤ですが、24,25日は連休になりそうですので、山はこの連休に行くことにして、この日はゆっくり朝寝坊と決めこんだんですが、やっぱり7時頃には目が覚めてしまいました。
 
目も覚めちゃったことだし、天気もいいし、ゴロゴロしていてももったいないので何処かに出かけることにしましたが、さすがに7時起床だと、それなりの山に行くには遅すぎます。
 
ちょっと考えて、思いついたのが裏妙義御岳ルートでした。このルートは、山を始めたばかりの頃に3回ほど歩いたことがありますが、まだデジカメが一般的になる前で、写真は一切残っていませんし、記憶もかなりあやふやになっていますが、頼りない記憶では、行動時間6時間くらいで何とかなったような覚えがありますし、登山口の横川まで、今から用意して出かければ8時半頃までには到着できそうです。
 
ザックにカッパとヘッデン、タオルとトイレットペーパー、水1Lと軍手を詰め込み、足元はアプローチシューズを履いて慌ただしく出発。そういえば、このアプローチシューズを購入してから、雪のない山では登山靴を履かなくなりました。物置の奥にほかしたままになってますが、たぶんもう履けないだろうなーーーー。
 
途中、コンビニでオレンジジュースと菓子パン2個にウイダーインゼリーを買い込んで、ちょうど8時に登山口近くの駐車場に到着。
 
駐車場には先客の車が7台ほど止まっており、出発準備中のグループも。私はザックを背負い、車のドアをロックすれば出発準備は完了。エンジンを切ってから出発まで僅か10秒。(だから何だよってことですけど)
 
 
 
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上の写真は最初の鎖場を上から写した物です。この鎖場で、単独のおばさんが行きあぐねていましたが、私が通りかかると「この先にここより厳しい鎖場はありますか?」と聞いてきました。
 
この日は、前日が雨だったこともあって、全体的にしけっぽい状態でした。この鎖場は、私の記憶に間違いなければ、いつも濡れた状態ですが、このような状態だと滑り落ちそうで怖いとのことでした。
 
この先にも鎖場は何カ所もありますが、難易度と言われても私には何とも答えようがありません。(鎖場だけが困難というわけでもありませんし)
 
正直、いくら濡れているといっても、この程度の鎖場で躊躇するようならやめた方いいと思いますけど、私が口を出すことではありませんので、おばさんには「私も10年ぶりでハッキリ覚えていないのでなんとも言えませんね」と答えました。
 
単独で登るつもりなら、事前にもう少し情報収集してから計画を立てた方が色々な面でメリットが多いように思います。
 
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横川駅と鉄道文化村が見下ろせます。
 
イメージ 5落ち葉の絨毯が敷き詰められた登山道。秋から初冬にかけての時期は低山登山道がいちばん気持ちよく歩ける時期だと思います。
 
 
 
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かなり怖かったドロ混じりの斜面。ルートはわかりにくいし、足元は滑るし、Ⅳ級のピッチよりも怖かったです。
 
 
 
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最初の鎖場らしい鎖場。はじめてこのルートを歩いた時は、この鎖場が怖くて怖くて、必死の思いで通過しました。
 
 
 
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丁須の頭の肩から。登山口から丁須の頭まで2時間半でした。このエリアの山と高原地図をだいぶ前に紛失したため、このタイムが早いのか普通なのか分かりません。
 
丁須の頭は鎖が3段になっていて、1段目の傾斜の緩い鎖場を登ったところが少し広くなっており、ここで景色を眺めながら一休みするベストポジションになっています。
 
私もこの場所で休憩しようと思ったんですが、鎖に沿ってロープで確保しながら下降してくるグループがいて、全員が降りきるまでにはかなり時間がかかりそうでした。
 
この鎖場は傾斜が緩く、鎖がなくても登る分には全く問題がありませんので、鎖から目測4m離れた所を登り始めると、私の前で鎖が空くのを待っていた人がボソッと「なんだよ。登っちゃうのかよ」
 
この人は、鎖で登ろうとしてラインが空くのを待っていて、私は下降してくるグループの邪魔にならず、鎖もつかわないラインから登っていますから、順番を抜かしたわけでもありませんし、下降してくるグループの障害になったわけでもなく、全く問題ないと思うんですが・・・・・。
 
登ってみると、ベストポジションは登山者で一杯。国民宿舎からの篭沢ルートで登ってきた登山者が大勢いたようです。
 
仕方なく、もう1段登って丁須の頭の肩の所で10分ほど休憩してから下山。下山ルートは鍵沢です。
 
鍵沢は、最初に鎖場があるだけで、あとは沢沿いに下るだけのお手軽ルートです。このルートも歩くのは4回目ですが、今回、意外な発見をしました。
 
以前歩いたときも、1カ所妙に立派な石垣があることに気がついていたんですが、この石垣、ルート上のあちこちにあることが分かりました。
 
下の写真が鍵沢を降りてきて、最初に現れる石垣です。これは振り返って写した物ですが、この場所には簡単な橋が架けられていたらしい痕跡も残っています。
 
どうも下からこのあたりまで、幅2.5mくらいの道が作られていたようです。見た感じでは、明治大正期に作られたように見えますが、この時代に登山道なんて発想はなかったでしょうし、炭焼きのための道にしてはあまりにも立派すぎます。これだけの石垣を人力で積み上げる労力は並大抵ではないと思えます。
 
かといって、この先は稜線に突き上げますので、生活道路としての用途もありません。調べてみた限りでは、鉱山道の可能性が一番高いように思えます。
 
下の写真の斜め上に登っている石垣道の先には、もしかしたら古い鉱山跡などが残っている可能性もありそうです。そのうち、機会があったら調べてみようかと思います。
 
 
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