久しぶりに表妙義の縦走に行ってきました。表妙義を歩くときは1人なんですが、今回は師匠と2人。
この連休は、休みが2日~6日までの5日間で、中日の天候が思わしくないのと、私の家庭サービスの都合や、連休の終わり2日間にハードな山に行くと、休み明けの仕事が辛い等の理由から、近場の山を軽く歩いて済ませることにしました。
久しぶりに新緑の表妙義稜線を歩いてみたくなって、師匠にお願いしました。妙義の道の駅で師匠と待ち合わせし、私の車で中ノ岳神社駐車上へ。
私がこのルートを歩くときは、車のピックアップを考え、妙義神社から入山します。自転車を車に積んできて、中ノ岳神社駐車上に自転車をデポ。
妙義神社まで戻って縦走し、帰りはデポした自転車で車道を一気に駆け下ります。中ノ岳神社駐車場からは、最初にちょっとした登りがありますが、それ以外は急な下りが続きますので、ほとんど自転車を漕ぐことなく、車まで戻ることができます。
歩いて戻る場合も、中間道を歩けば妙義神社まではずっと下りですから、逆ルートよりも遥かに楽です。
今回は、車が2台ありますので、どちらから入山しても車で移動できますから、車のピックアップを考える必要はありません。
それから、妙義神社入山方向では、私も師匠も登りの鎖場は、鎖を使わないで登るというちょっとしたお遊びをやったことがありますが、逆ルートではまだこれをやったことはありません。
ということで、今回初めて中ノ岳神社から入山し、妙義神社へ下山の逆ルートで歩くことになりました。登りの鎖場は、鎖を使わないで登るというお遊び付き。(^_^)
もちろん、ハーネスとスリング,カラビナを用意して、鎖にランニングビレーを取りながら登りますので、万一足を滑らせても滑落することがないように、安全対策はちゃんと取ってのお遊びです。
ランニングビレーは、ハーネスに120cmのスリングを付け、そのスリングにカラビナを通しておきます。登り始めるときに、鎖にカラビナを引っかけて登り、カラビナが腰よりも少し下くらいになる高さまで登ったところで鎖からカラビナを外して、鎖の上の方にかけ直します。
この方法だと、カラビナの掛け替えの時だけ注意すれば、あとは万一足を滑らせてもスリングにぶら下がるだけですから、せいぜい擦り傷と打ち身くらいで、行動不能になるような怪我をすることはありません。
もし心配なら、スリングを2本にして、それぞれにカラビナを通し、2本を鎖に交互に掛け替えるようにすれば万全です。
余談ですが、この方法は、カラビナの掛け替えに時間がかかるという欠点はありますが、鎖場を安全に通過する手段としてはお勧めの方法です。
*他の方よりご指摘がありました。この方法ですが、あまりお勧めできる方法ではないようです。滑落した場合に、かなりの衝撃を受けるようですので「何もないよりはいい」程度に考えておくのが無難みたいです。(5/8追記)
装備もハーネスとスリング2本,カラビナ2コで済みますので、安いものを選べば1万円ちょっとで揃いますし、ザックに入れてもそんなには重くなりませんし。
今回は、ほぼ全ての鎖場を写真に撮ってきましたので載せてみます。写真には鎖場間の距離の目安のために撮影時間を書きますが、経過時間には休憩時間も含まれます。
朝7時、中ノ岳神社駐車場を出発。第四石門への分岐を過ぎ、まもなく最初の鎖場。と言っても中ノ岳山頂までの鎖はハイカー用です。

7:30 最初の鎖場
中ノ岳山頂への2段の鎖場。結構角度はありますが、やはりハイカー用に両手で鎖につかまってしまっても振られないように、細かくアンカーが打ってあります。

7:39 中ノ岳山頂への2段の鎖。上段は結構急角度です。
東岳の2段の痩せた岩場。トラロープがありますけど、あまり信用はできません。痩せ尾根なので、登るのは簡単ですが、下りはそれなりに緊張します。

7:51 1段目

7:53 2段目
正面のチムニーが次の鎖場です。ここも2段の鎖場になっていて、チムニーは上段です。下の段は若干ハングしています。

チムニーに鎖があります。

8:12 下の段の鎖。若干ハングしていて、下りはいつも苦労してます。
この次の鎖場が、このルート最大の難所、鷹戻しです。中ノ岳神社方向からの縦走だと、トラバース,3段の鎖,鉄梯子,1段の鎖となります。難しいのは、3段の鎖の下段と上段です。

8:47 トラバース

3段鎖の上段,2006年撮影。モデルは3年前の息子。この頃は素直だったなーーー。

8:52 3段鎖の中段

8:58 3段鎖の下段

9:01 鉄梯子

9:04 1段の鎖
今回、3段鎖の下段は、一度降りてから、再度鎖を使わずに登ってみました。前回の縦走で、この部分だけ、鎖を使わずに登れなかったので、今回はそのリベンジです。が、今回はあっさり登れました。
登山道は、だいたい下の写真のような感じですが、所々で正規ルートではない、かなりハッキリとした踏み跡があり、慣れないとルートを間違えやすいです。
このような踏み跡は、すぐに不明瞭になってきます。正規のルートは、一目でそれとわかりますので、もしルートが不明瞭になってきたら、そのルートは間違っています。迷わずひきかえしましょう。

鎖場以外の登山道は、だいたいこんな感じです。
女坂から国民宿舎への分岐を過ぎると、いつも岩肌が湿っているトラバースの鎖場になります。簡単なトラバースなんですけど、岩が湿っていて滑りやすいので、ここは鎖に頼り切って通過しています。
この後すぐに、もう1カ所トラバース鎖がありますが、こっちは簡単です。

9:24 湿った岩場のトラバース

9:31 簡単なトラバース。
簡単なトラバースを過ぎると堀切です。ここには中間道へのエスケープルートがあり、妙義神社から縦走してきた場合、鷹戻しの通過に自信がなければ、ここから中間道へエスケープします。
ここからバラ尾根となりますが、バラ尾根には鎖場はありません。でも所々に鎖が欲しくなるような所がありますので、それなりに緊張感があって楽しめます。今回は写真がありませんが、途中岩のトンネルをくぐる所があり、そこがバラ尾根のピークです。トンネルの上の方がテラス状になっていて、見晴らしもよく、絶好の休憩ポイントです。
その2へ続きます。