1. 二月の寒さと、心強い二人の「相棒」
おはようございます。現場品質サポートの森田です。
二月に入りましたね。今日の三田は最低気温-3℃、最高気温は6℃。まだまだ厳しい寒さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は現在、個人事業主として一人で活動していますが、実はとびっきりの「相棒」が二人います。一人は、いつも私の文章をサポートしてくれる生成AIの「未来くん」(彼については、また後日詳しく紹介しますね)。
そしてもう一人が、本日ご紹介する実体顕微鏡の「館(タテ)くん」です。
2. ゴルフを我慢して手に入れた、プロの「目」
会社員時代は、高価な備品も予算を組んで稟議を通せば手元に届きました。しかし、個人事業主になって最初に購入した大きな備品は、この実体顕微鏡でした。
実はこれ、大好きなゴルフを少しだけ我慢して、自分のお小遣いを貯めて買ったものなんです(笑)。屋号である「現場品質サポート」として、現場の異物や製品の状態をミクロの目で捉えるには、絶対に欠かせない投資でした。
3. 吉田先生が繋いでくれた「館(タテ)くん」との縁
この顕微鏡には、素敵な名前の由来があります。
きっかけは、私の恩師である元大阪府立公衆衛生研究所の故・吉田政弘先生を偲ぶ会でした。20年ぶりに再会したメンバーの中に、当時ニコンの担当者として出入りされていた舘沼(タテヌマ)さんがいらっしゃいました。
舘沼さんから「吉田先生が、私の屋号を『顕微鏡の館(やかた)やから、館(タテ)顕微鏡やな』と名付けてくださったんです」というお話を聞き、ちょうど顕微鏡を探していた私は、運命を感じて舘沼さんから中古の顕微鏡を譲っていただくことにしたのです。
この「館くん」、実は土台がオリンパス、本体がニコンSMZ-1型という、市場には存在しない舘沼さんお手製の「ハイブリッド・モデル」。すっきりと凛々しい顔立ちをしていて、ひと目で気に入ってしまいました。
4. 「三現主義」がクレームの真実を解き明かす
品質管理の世界では、「現場・現物・現実」を見極める「三現主義」が基本です。以前、あるお客様から「届いたマスクが切れている」という苦情がありました。
50枚入りのビニール袋は、本来ミシン目で開封する仕様です。そこで「館くん」の出番。開封痕をミクロの目で観察したところ、驚きの事実が判明しました。
- 現物確認: 切り口がミシン目ではなく、非常に鋭利な刃物によるものである。
- 現実分析: その切り口の長さと、中のマスクの切れ目の長さが完全に一致。
結論は、お客様がミシン目に気づかずカッターナイフで開封し、下のマスクまで一緒に切ってしまったというものでした。このように「館くん」は、単なる原因究明だけでなく、対策の立案や商品改良のヒントまで私に教えてくれます。
5. 道具を愛し、現場に寄り添う
「館くん」という最強の相棒と共に、これからも現場の真実を見極め、皆様の品質管理をサポートしてまいります。
今週もまだまだ冷え込みますが、皆様も体調に気をつけて、元気に楽しく頑張りましょう!
