3月28日(木)朝から雲が広がり午前中から雨が降ったりやんだりの一日となった県政調査2日目は、午前中、大分県別府市内にある「社会福祉法人 太陽の家」にお伺いさせて頂きました。パラリンピックの日本発祥の地であり、障がい者の就労支援の草分け的存在である太陽の家は、1965年の創設以来「保護より機会を」の理念のもと企業との連携などを通じて、障がい者が働く場づくりに力を注いでいます。複数の大企業と共同出資会社を設立し、障がい者が働ける場を提供するだけでなく、敷地内にスーパーや銀行支店を置き地域交流の場を創出しており、本日は事業内容のご説明を受けた後、実際にスーパー、銀行、オムロ(株)を視察、見学させて頂きました。「No Charity,but a Chance!(保護より機会を)」の想いを十二分にご説明、意見交換をさせ頂きました。また、障がいをお持ちになられながら、勤務されている方から直接お話を伺わせていただく機会も頂き、ありがとうございました。
午後は、福岡県うきは市にある「うきはの宝(株)」さんへ。うきはの宝株式会社は、福岡県うきは市の過疎地域から生まれた『75歳以上のばあちゃんたちが働ける会社』で、経済活動により高齢者に生きがいと収入を創ることを目的に2019年に設立されました。ばあちゃんたちの得意と特性を活かした「食」と「料理」をサービス化してネットショップで食品を販売するほか、専門誌も発行されています。こうした高齢者に特化した法人の取組をお伺いさせて頂きましたが、まず、おばあちゃんたちがおもてなし作ってくれた手作り料理の量にびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!そして、自己紹介の時間で皆さんのご年齢を伺ってさらにびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!とても元気に楽しく働かれている姿はこちらもとても元気になります。その会社を作られた大熊社長から会社内のご説明、場所を移しての設立からこれまでの経緯、思いなどを伺わせて頂きました。今後、さらなる高齢化社会を迎えることが予想される中で、県の取組み施策への提案のきっかけを伺えたと感じています。貴重なお時間を頂きありがとうございました。今日も一日ありがとうございました<(_ _)>