令和6年 年頭ご挨拶 | 神奈川県議会議員 石川ひろのり

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚誼を賜り、誠にありがとうございます。

昨年4月の統一地方選挙にて、3期目の県政に選出いただき早いもので9か月が過ぎました。これまでの間の皆さまのご支援に、改めて感謝を申し上げます。

 昨年は県議会にて「議会運営委員会」「国際文化観光・スポーツ常任委員会」「決算特別委員会」に所属し、国際文化観光・スポーツ常任委員会では委員長を務めさせて頂いております。また、6月には一般質問に登壇し、選挙の際皆さまにお伝えさせて頂いた「新型コロナ対応に関する検証と総括」を黒岩知事に対し求めました。その後、11月に行われた決算特別委員会においても同様に今後の施策に向けた新型コロナの検証と総括を求めました。今年度中に総括を行い結果を発表する旨の報告がありましたが引き続き注視して参ります。

 また、これまで約20年にわたる県への川崎市からの要請に基づき、県の財政状況を理由に政令市が他の市町村と比較し低く設定されている「小児医療費助成・ひとり親家庭等医療費助成など」の補助率の見直しを知事に提案してきました。県は昨年11月、今後も継続的な事業見直しを進め、約30億円の財源を確保し、「政令市に対する県単独補助金の補助率見直しを行う」と発表しました。県からの補助率が上がることにより、市は他の事業に予算を振り分けることができると考えます。私は県財政が厳しい中でも、子育て環境整備や介護・医療、急傾斜対策、横断歩道の引き直しなど県民生活に密着した課題に「迅速な対応が求められている」と県税の使い方について提案し続けています。

 私自身は民間企業で約20年、秘書としての経験を8年間積んだ中で、議員として選出をいただきました。この民間企業での経験、秘書の経験を踏まえ、私自身、各委員会等で質問する上での「根本」は、「現場の声」を伺うことだと思っています。皆さまから頂いたご意見・ご要望を政治の場に届け、皆さまと同じ視点で議会で質疑し、しっかりと報告をする。このことが議員としての責務であると考えています。今後も「徹底的に現場主義」をモットーに活動をして参ります。 

 令和6年新しい年が更に良い年になるよう祈念致しまして、私の新年のご挨拶とさせていただきます。本年も宜しくお願いいたします。