4月15日、今期初、横浜スタジアムに巨人戦を取材して来ました。開幕3戦目の時も感じたのですが、横浜の木塚選手は明治大学出身で気合が前面にでていて、星野仙一の後釜、明治魂の後継者と目される存在と見た。しかし、その気合が少々空回り気味かと思われるのが、キャッチャーの返球をマウンドから半分位ホーム側に近づいて取るのは未だ良しとしても、一球入魂なのか極端に投球間隔が長いのが気になる。木塚選手が登板する時は同点か1,2点差で負けている時が多いので、やはりリズムが悪いと攻撃に影響するのは必至である。チーム状態も良くなく、最下位なので、チームから浮く事が無いかと心配になってしまった。
 でも、この持ち前の負けん気にテンポがでれば、同じ明治大学先輩で日本代表の鹿取投手コーチの上を行く活躍が期待出来るし、韓国代表のメジャーリーガーでWBCの準決勝で福留に決勝のホームランを打たれた、同じくサイドスローの「キム」選手と比べても、実力の差はないと断言したい。派手さは無いが、これからも木塚選手を注目して行きたい。