今花菖蒲が見ごろを迎えている。
都内にはいくつかの花菖蒲の名所がある。
今回は葛飾の堀切菖蒲園を訪れた。
2024年6月2日日曜日。
堀切菖蒲園の最寄りの駅は京成線のその駅名も堀切菖蒲園駅。
堀切菖蒲園駅周辺は下町の風情があり、昭和の雰囲気が残るところであった。
電車を降りると、菖蒲まつりが開催されているお知らせが目に付く。
駅から菖蒲園には案内がきちんとされているのでわかりやすい。
歩くこと約10分で堀切菖蒲園に到着。
このあたりの堀切地区では江戸時代末期から花菖蒲の栽培がおこなわれ、いくつかの菖蒲園もあったが、第二次世界大戦の戦時下に多くは閉園して戦後残ったのが現在の堀切菖蒲園だという。現在は葛飾区に移管されている。
菖蒲園の入園は無料。
入り口を入ると一面に花菖蒲の圃場が広がる。
ここには約200種6000株の花菖蒲が栽培されている。
花菖蒲といえば紫やロイヤルブルーの花が思い浮かぶが、その色も模様も様々で、こんなに多くの品種があるとは驚きである。
毎年人気投票で番付が決まる。
昨年の横綱となった「連城の璧」。
堀切菖蒲園の花菖蒲は早咲きから遅咲きまでの種類があり、ちょうど全体的な見ごろということであった。
開花時期も例年とほぼ変わらないということであった。
たっぷり花菖蒲の歴史と魅力を知ることのできるところであった。