一富士二鷹三茄子ということわざがある。

初夢に見ると縁起がいいものと理解していた。

改めて調べてみると、

広辞苑では「縁起の良い夢を順に並べていう語。特に、新年の初夢にこれらを見ると縁起が良いという。駿河の国の諺で、一説に駿河の名物を言うという。」とある。

更に詳しく岩波ことわざ辞典をみると「夢に見ると縁起がよいとされるものの順番。特に新年の初夢について言われる。これにはいくつかに説がある。⑴初夢に見て縁起のよいもの。⑵駿河(静岡県中部)の名物をあげたもの。⑶駿河で高いもの(「たか」は足高山、「茄子」は初物の値段)。・・・・・」

それぞれの説の根拠を調べ、結果として⑴が最も有力としている。

 

やはり初夢に見ると縁起のいいもののようだ。

 

さて初夢で何を見たのかも覚えていないのであるが、ましてや富士山、鷹、茄子を見ることは宝くじに当たるより・・・・と思うのである。

 

そこで縁起だけは担ごうと、新年に夢ではなく現に見てみようと・・・・

 

まずは富士山。

池袋のサンシャイン60の展望台からの富士山。

 

 

 

 

次に鷹である。これは実際に見るのはなかなか苦労する。

1月3日、浜離宮恩賜庭園で行われた放鷹術で見た鷹。

 

 

 

 

 

 

 

最後の茄子。これはもっとも簡単に見ることができる。

スーパーで小茄子の漬物を買って食べた。

 

 

今年の新年、うつつに見た一富士二鷹三茄子である。