カルガモのひなが誕生したという情報を得て、目白庭園を訪れた。
目白庭園は目白駅から近く住宅街の中にある庭園。
池を中心とした日本庭園である。
毎年カルガモの雛が誕生し、親子の様子を間近に見ることができる。
今年は4月26日と28日に雛が誕生した。
訪れたのは5月2日の午前中であった。
早速池の中で泳ぐ雛が目に入った。鯉の上で泳いでいる。まだ小さい。
池の真ん中には餌の小屋が浮かべてある。
親子で泳ぐカルガモ。池の中では親と離れて自由に泳ぎ回っている。
現在合計16羽の雛がいるという。
最初に生まれた家族が11羽だが、そのうち1羽は二日後に生まれたうちの雛がそちらに紛れ込んだらしい。28日に生まれた雛の家族は5羽。
よく見ると生まれたのは二日違いだが、大きさに差がある。
池で泳ぎまわり、食事した後はお昼寝タイム。
親が岩の上に上がると寝るポーズ。雛も一斉に岩に上がり親の真似をして昼寝。しかし雛はしょっちゅう体を動かしている。
多分親はこうして寝なさいと促しているようだ。その間親は寝ていなくて、目はあたりを気にしている。天敵が来はしないかと注意を払っているのだろう。
昼間はこうして来園者が見守っているので天敵が来る確率は低い。そのこともカモは知っているのだろう。
池で雛が泳いでいる時も親は常に見守っている。
親に体を寄せ合って寝ている姿は可愛い。こちらは28日に誕生した雛の家族のようだ。
しばらくすると起きて池に入り、また泳ぎ回り、食事タイム。
この繰り返しのようだ。
ちょうど池の周りで散歩するカルガモの親子を見ることができた。
ここでは親に雛11羽がちゃんとそろってついて歩いていた。
運動した後はお食事タイム。
この雛たちにもこれから幾多の試練が待ち受けていることだろう。
自然の摂理だから仕方ないが、健やかな成長を願うのみである。