温泉に入るサルで有名なところがあり、観光スポット、撮影スポットにもなっている。
場所は上信越の湯田中・渋温泉の先、上林温泉をさらに奥に行ったところ。
一度行ってみたいと思っていた。
行くならやはり冬がいい、できれば雪でも降っているとさらにいい。
そんな思いで新年に行ってみた。
上林温泉街にある専用の駐車場に車を停めて、そこから歩く。
駐車場も臨時の駐車場が用意されている。
周りは雪景色である。
駐車場からは地獄谷野猿公苑まで1.6km、徒歩約25分とある。
道は雪道である。踏み固められた雪道は固く滑りやすくなっている。
こんな道をひたすら歩く。
野猿公苑の近くになると猿の姿も見られる。
あと一息。
ここで入園料800円を支払う。雪道だったこともあり、ここまで駐車場から約30分かかった。
人だかりは、サルが温泉に入っているところ。
早速その温泉の近くに行ってみる。
サルは人間を警戒することもなく、気持ちよさそうに温泉に入っている。
外気温はほぼ0度位。
サルが温泉に入るのは、人間が温泉に入るのとはちょっと違うようだ。
サルは水が苦手で、積極的に温泉に入るのではなく、この冬の極寒を耐えしのぐために温泉に入るのだという。
そして温泉に入っているのは多くはメスザルのようだ。
温泉の周りからひたすらサルの入浴シーンを撮影した。
ウワサ通り、サルより人間のほうが多い。そして日本人より外国人のほうが多い。
昼前にサルに餌がまかれ、食事タイム。
食後にまた入浴。
いい湯でこざる。
サルが見られるのはこの温泉だけではなく、公苑内のいたるところでサルを観察できる。
でもやはり温泉に入るサルは最高。
見飽きることがない。
決して交通の便がいいところではないが、世界に知れた日本の観光名所のひとつであった。