エリザベス女王の国葬に参列するため、天皇・皇后両陛下が政府専用機でイギリスに向かい出発した。
9月17日その様子を撮影するため城南島海浜公園に向かった。
政府専用機の出発予定はこの日の午前中となっていた。
この日の風向きは午前中は北風の予報で、北風の場合羽田空港を離陸した飛行機は城南島海浜公園の上空を通過していく。
政府専用機が滑走路を離陸し上空を通過していく様子が見られるはずであった。
羽田空港の展望デッキに行けば確実に離陸する機会を真横から撮影できるのであるが、それは以前撮影したこともあり、今回は違ったアングルで迫力のある期待を撮影したかったのである。
城南島海浜公園に到着したのはちょうど8時であった。
私の予想では早ければ9時、遅くとも11時ぐらいの出発ではないかと思っていた。
対岸の羽田空港には政府専用機が2機駐機しているのが見える。
あとはひたすら出発の時を待つ。
現在の政府政府専用機の機体はボーイング777-300ER。2019年4月にそれまでのボーイング747-400に代わって運用が開始された。その後コロナ禍になり約2年間活躍の機会は減ってしまっていた。
こちらからは機体に乗り込む様子を見ることはできない。
スマホで首都高の情報を見て空港中央に向かう入り口閉鎖が行われると羽田に向かうことを知ることができる。
10時過ぎから入り口閉鎖の情報が出た。
まもなく羽田空港に到着し、政府専用機に搭乗し、出発となるであろう。
11時前に1機の政府専用機が動き始めた。
政府専用機の向こうは羽田空港の第二ターミナル。展望デッキには多くの人だかり。
離陸態勢に。
11時20分過ぎに離陸した。
羽田空港を離陸した政府専用機は城南島海浜公園の上空を通過し旋回していく。
だんだん機体も遠ざかって行った。
天皇皇后両陛下の乗った最初の政府専用機、任務機が離陸して約30分後、もう一機の予備機が後を追うように離陸していった。
思い描いていた政府専用機の離陸の様子を撮影することができた。
約15時間後に政府専用機はイギリス・ロンドンに到着したということ。
政府専用機の帰国は20日の午後と予定されている。