先日井の頭公園を訪れた。
久しぶりに井の頭自然文化園に行ってみた。
いわゆる動物園。
何十年ぶりだろう。
上野動物園などのような大規模な動物園ではない。
リスの小径は放し飼いされた二ホンリスを間近に見ることができる。
一通り回って終わりごろ、ニホンカモシカのコーナーの前に、赤ちゃんが誕生したというお知らせが目に留まった。
目の前に赤ちゃんと母親がいた。
赤ちゃんは7月6日に誕生した。
この日で13日目。性別はまだわかっていない。
母親はメスのすずな。11歳。
父親はオスのムム。9歳。
どちらもニホンカモシカとしては高齢のようだ。
国内で飼育されているニホンカモシカの初出産の平均年齢は3歳11か月というからかなりの高齢出産になる。
井の頭自然文化園では9年ぶりのニホンカモシカの赤ちゃん誕生という。
母親が見守り、赤ちゃんが甘えたり無邪気に歩き回る姿を見ることができた。
生後13日目の赤ちゃんといても、すでに歩き回り子犬のようである。
父親のムムは奥の檻の中で子供を見ているようである。
ニホンカモシカの赤ちゃんの様子。
かつて、動物園に行くと何か発見があるというようなことが言われた。
この日ニホンカモシカの赤ちゃんに出会えたことは、まさに特ダネであった。
成長が楽しみである。