地下鉄東西線の東陽町駅の近くにある汐浜運河、そこにハクモクレンが咲いている並木道がある。
運河沿いにある遊歩道は潮風の散歩道といわれ、そこにハクモクレンが植えられている。
ハクモクレンは3月上旬から中旬に満開を迎える白い花が特徴の植物である。
ソメイヨシノが咲く前に咲き、散っていくころには桜の開花の便りが聞こえてくる。
ソメイヨシノの露払い的な存在。
その汐浜運河に先日の3月14日に行ってみた。
今年は冬の寒さの影響でこの時期咲く花の開花が例年より遅い。
この日もまだ見ごろには早いだろうとの思いで向かった。
この日東京は朝から気温がぐんぐん上がり、最高気温が今年最高の24度を超えた。
このところの気温の高さもあったせいか、ハクモクレンは一気に咲いたのか、ほぼ見ごろであった。
汐浜運河の北側、東陽橋の東側から南開橋の西側にかけての約1キロにわたってハクモクレンが植えられている。
青空に白い、やや肉厚の花弁が良く映える。
まだこれから開こうとしている花もある。このモフっとした花の形がまたいい。
運河の南側には河津桜も見ごろのようであった。
ハクモクレンの向こうに東京タワーも見える。
ここは間違いなくハクモクレンの名所である。
ここのハクモクレンも今はすでに満開を過ぎ、この連休中には散ってしまうだろうか。
そして、いよいよ桜の開花の時期を迎える。