富士山の北西の裾野にある青木ヶ原樹海。
自殺の名所とか一度迷い込んだら抜け出ることができないなどという怖くて神秘なイメージがある。
その青木ヶ原樹海には多くの洞窟が存在する。
それらは溶岩流に空洞ができそれがつながったもので、富岳風穴や鳴沢氷穴などの大きな洞窟で観光地にもなっているものがある。
富岳風穴と西湖の途中に竜宮洞穴という小さな洞窟がある。
先日テレビでも紹介されていたので行ってみた。
富岳風穴の駐車場からは約1キロぐらいだが、車で行くと富岳風穴から西湖に向かう道を途中から舗装されてない道を入っていく、約200メートル行くと竜宮洞穴の入り口がある。
駐車場はないので少し広くなったところに車を停めてここからは歩いて数十メートルで竜宮洞穴に到着。ここは青木ヶ原樹海の中である。
この時訪れていた人は誰もいなかった。
洞窟の入り口の奥には祠が見える。
洞窟に少し入ると空気が一変。
ヒンヤリとした気温になった。
もともとは60メートルくらいの洞窟になっていたが、天井や壁が崩れたりしていて現在はこれより中には入ることはできない。
ちょっと別世界に来た感じである。
やはりパワースポット、心霊スポット感がみなぎる。
祠のある所から上空を見上げると樹海の木がまさに竜がに天に昇っているように見える。
地上に出ると再び暑さが戻ってきた。
まさにパワースポットを身近に感じることができる「穴場」であった。