2月上旬、世界遺産として知られる白川郷、五箇山を訪ねた。

今年は暖冬で記録的小雪、この豪雪地帯のも例外ではなかった。

この時は久しぶりの雪が降った後で雪景色を見ることができた。

 

最初に白川郷を訪れ、その後五箇山に向かった。

白川郷から五箇山までは高速道路も通ているが、一般道で向かった。

白川郷も五箇山も庄川という川に沿って集落がある。

庄川は飛騨山地に源を発し、岐阜県から富山県を流れ富山湾に至る前兆115㎞の河川。

白川郷から庄川に沿って行く。

途中岐阜県から富山県に入る。

このあたりは雪も多くなっている。

庄川と山の雪景色が幻想的であった。

 

五箇山には嘗ては70の合掌造りの集落があったというが、時代の流れで現在では2か所の集落が残っている。

相倉集落と菅沼集落。

最初に向かったのは相倉集落。

白川郷から向かうと最初の集落が菅沼集落、更に下流に相倉集落がある。

白川郷からは車で約30分ぐらい。

 

相倉集落の入り口に駐車場がありそこに車を駐車。

まず駐車場から山に少し登ったところに集落が一望できるスポットがあるというのでそこに向かった。

前々日に降った雪が3~40センチぐらいある。

それでも例年に比べたらかなり少ないという。

雪道を登っていった。

 

相倉合掌造り集落を見下ろす。

 

 

 

相倉集落には現在20棟の合掌造り家屋がある。

 

集落内を散策。

 

昼を過ぎて天気も快晴、気温も上がっていた。

茅葺の屋根からは湯気が上がる光景も見られた。

 

白川郷に比べたら小さな集落で観光客も少ない。

それが余計に秘境感を増している。

 

 

白川郷よりも雪の量は多かった。

 

相倉集落は周りを山に囲まれた山あいの集落であった。

 

 

 

 

ここ五箇山は民謡「こきりこ節」発祥の地であった。

集落にあるお店の中ではこきりこ節が流れていた。

私は富山とは縁がないが、なぜかこのこきりこ節は子供のころに聴いた覚えがあり今でも耳に残っている。

 

秘境感、原風景感を感じられるのは五箇山で中でも相倉集落はそれをより感じられた。