1月31日の夕方都庁展望室に向かった。
この日都庁展望室からは太陽が富士山の山頂付近に沈むダイヤモンド富士が見られるのであった。
ただ完全に山頂に沈むのはこの日より1日か2日後だとは思った。
この日東京は時より雲が出たがほぼ快晴。東京の冬空らしい乾燥して北風が冷たい一日であった。
こんな日は富士山もよく見える。
都庁に到着したのは16時前であった。
展望室に行くエレベーターの前の様子を見て驚いた。
いつもは行列ができ、待ち時間が最低10分ぐらいはあるのに、この日はだれも待っている人がいない。
最近にない光景であった。
おかげですぐ乗ることができた。
この日は北展望室に行った。
展望室に行っても人は少なかった。
いつもはほとんどが外国人観光客でいっぱいなのに、その外国人の姿もまばらであった。
特に中国の人の姿が少ない。
やはり、新型ウィルスの影響なのだろうか。
ダイヤモンド富士が始まる時間は17時頃なのでそれまで景色を楽しんだ。
空気が澄んでいるので眺望も抜群であった。
ただ地平線上には雲があり、特に富士山の山頂付近には雲が湧いていた。
雲の隙間からわずかに富士山の姿が見えた。
西日がまぶしい。
太陽が富士山の山頂近くに沈み始めた。
やはり想像したように富士山の山頂よりやや左側に沈むようだ。
太陽が富士山に沈んだ後の様子。
日没後、富士山にかかっていた雲が取れ、くっきりとシルエットが浮かんできた。
こうしたことはよくあることである。
2月1日のほうがより山頂に沈むダイヤモンド富士が見えるようだ。
このダイヤモンド富士はこれから都心で暫くは見ることができる。
見える位置はだんだん南にずれていく。
展望室からは日没後ライトアップが始まった代々木のドコモビルと東京タワーの間に新しい国立競技場が見えた。