昨日上高地へ行った。
ほぼ日帰りで。
上高地へ行くのは今回で3回目となる。
4年前の晩秋、昨年の夏、そして今回は新緑の上高地。
夜中に東京を出発。
中央道から長野道の松本ICで降り、一般道を上高地方面へ。
上高地まではマイカー規制で一般車は入れないので、途中沢渡駐車場で車を停め、そこからはシャトルバスに乗り換える。
途中休憩もはさんで到着したのは5時半ごろであった。
沢渡バスターミナル。
ここで上高地行きのバスに乗る。
6時10分発のこの日の始発バスに乗った。
上高地までは約30分。
上高地のバスターミナルの少し前の大正池で下車した。
ここからは目の前に大正池、そして焼岳が見える。
大正池の向こうに穂高連峰も見えるのであるが、この時間はまだ雲に隠れて見えない。
少し一部が見えた瞬間も。
しばらくシャッターチャンスを待っていたがなかなか雲がとれないので、ここから河童橋まで歩くことにした。
大正池から河童橋までは約3.5キロ。
朝の空気と、新緑を体感しながらゆっくり歩いた。
天気は良かったが、上高地の標高は1500m。朝晩はまだかなり冷え込む。
この日も早朝は5度ぐらいであった。
勿論服装は冬の装い。
大正池を象徴するのはこの枯れ立木。
この木もだんだん少なくなっているようにも。
大正池近くではニホンザルの群れに遭遇した。
私が近くにいても逃げる様子もない。また猿が私に近づいて餌を求めることもない。
餌は絶対にやってはいけないという。
猿と人間の距離を保つことが重要という。
上高地の散策道は整備され、平坦なので歩きやすい。
田代池と田代湿原。
北アルプスの槍ヶ岳に源を発する梓川。
上高地を流れる梓川は雪解け水を含み澄んで、少し深い所はエメラルドグリーンに。
ウエストン碑。
ウエストンは日本アルプスを世界に紹介した英国の牧師。
毎年ウエストンにちなんだイベントも開催されている。
梓川と焼岳。
新緑を眺め梓川のせせらぎの音を聴きながら河童橋を目指す。
河童橋が見えてきた。
河童橋周辺は上高地でも最も賑わうスポット。
河童橋から焼岳を望む。
河童橋からの眺めといえば、なんといっても目の前にそびえる穂高連峰である。
しかしまだ、雲に隠れている。
少し山頂の一部があらわれる瞬間もある。
私はまだ完全に姿を現した穂高連峰に出会えていない。
今日こそは出会えるであろうか。
それを期待して、しばらくここ河童橋周辺に滞在する。