ある化粧品会社の調査で、女性の肌がもっとも美しい県は島根県という結果が出たそうである。意外と言えば意外である。美人=美肌でもないようだ。
各都道府県の女性の肌を六つの部門で得たデータを数値化し、合計の数値が最も高かった県が美肌グランプリとなる。そのグランプリに2012年に続き2013年も島根県が輝いた。
その六つの部門とは「角層細胞が整っている」「キメが整っている」「ニキビができにくい」「肌がうるおっている」「シワができにくい」「シミができにくい」。
島根県の美肌の要因として、環境面で、水蒸気密度が高く、日照時間が短い、生活習慣面で島根県は最も喫煙率が低いことが挙げられている。その他降水量なども影響するようだ。
確かに島根県は自然環境としては肌に悪いものは少ないように思う。
山紫水明、空気もきれいだ。
最近島根県の女性の肌をじっくり見たことがないのでわからないが、その昔良く見ていたまわりの女性、親戚のおばさんたちの肌はきれいだったのであろう。
 
ところで最近島根県はマイナスイメージを逆手にとって自虐ネタでPRしている。
これがなかなか功を奏しているようだ。
この美肌グランプリも自虐ネタにすればよい。
女性は美肌のために並々ならぬ努力とお金を費やす。
「じめじめして日当たりの悪い島根県に住めば、あなたの肌は見違える美しさに」
「美人になりたければ秋田県、美肌になりたければ島根県」
こんなPRはいかがであろう。
 
しかし美肌はこうした外的要因だけでなく、内面から来るものも影響しているのでは。
島根県の人は心も美しいのである。
 
美肌グランプリに関して下記をご覧ください。