一年ぶりに都庁の展望室に出かけてみた。
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冬の青空に都庁舎がそびえたつ。
この45階に展望室があり。誰でも無料で利用できる。
 
思ったほど混んではいなかったが、外国人の観光客が多いのには驚いた。
アジアはもちろん、ヨーロッパからの観光客も目立つ。
この日は、天気も良く、北風が強かったので視界は最高であった。
地上200m。東京タワーの展望台より高い。
その東京タワー、スカイツリーも見える。
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遠く房総半島が見える。
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目の前には新宿の超高層ビル群が見える。
京王プラザホテル、住友ビル、三井ビル、新宿センタービル、損保ジャパンビル。
これらが新宿超高層ビルのはしりであり、私には上京当時、大都会東京の象徴でもあった。
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ここでの見ものは、やはり富士山に沈む夕日である。
この日もよく見えた。
日の入りの時間になると窓際に多くの人が集まる。
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夕焼に映える富士山。やはり何ともいえず美しい。
 
ここ南展望室は17時30分で終了したので、北展望室に行ってみた。
ここは23時まで開いている。
 
すでに日が暮れ、夜景が広がっている。
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都庁展望室の案内には、「眺望を楽しみながら、東京や都政に対する理解と関心を深めていただく場です。みなさんのまち「東京」のこれからを考えていただければと思います。」とある。
私は東京のまちを眺め、改めて東京の過密、住宅が密集していることを感じた。
そして防災対策の重要性を感じた。
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幹線道路沿いには高層建築物が建っているが、一歩中に入ると住宅密集地になる。
 
さて今、ここ都庁の主は不在である。
今週には都知事選挙が告示される。
想えば私が都民になった時には、美濃部都政はすでに終わっており、知事は鈴木俊一、青島幸男、石原慎太郎、猪瀬直樹と続いた。
選挙権を得てから都知事選では私の投票した人は常に負けてきた。
組織に属していた時には、その組織が決めた人に投票するというのが当たり前であった。
したがって、政策をじっくり比較して選ぶというようなことはなかった。
その必要もなかったのであるが。
しかし今回は、じっくり政策を比較してみようと思う。
東京のこれからを自分なりに考えてみよう。
政策だけを比べて選択するというのも案外難しいものでもある。
いろいろな思いもあるが、今回は盛り上がりそうである。
三週間後には新しい主が決まる。