2014年も穏やかな幕開けであった。
東京の元旦は春を思わせる陽気、空模様であった。
初日の出、昨年見た初日の入りは今年は見なかったので、夜星観ることにした。
 
この時期の夜空の星は一年でも最も美しく観ることができる。
空気が澄んでいることと、現れる星座が明るい星を伴っているものが多いのでより美しく感じられる。
冬の星座を代表するのがオリオン座。私の最も好きな星座である。
オリオン座の赤く光る星、ベテルギウス。おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキシオン。
これらが作る冬の大三角形は見事である。
少し目を上にやると星の集団、プレアデス星団。いわゆる昴である。
北の方角にはカシオペア座が観える。
 
寒空の中こうして星観ていると、世の中のくだらないことを忘れさせてくれる。
そしてこの歌を口ずさみたくなる。
「見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せを 歌ってる
・・・・・ぼくらのように 名もない星が ささやかな幸せを 祈ってる」
 
唱歌に「冬の星座」がある。
その歌詞は
木枯らしとだえて 冴ゆる空より
地上に降り敷く 奇しき光よ
ものみな憩える 静寂の中に
きらめき揺れつつ 星座はめぐる
 
ほのぼの明かりて 流るる銀河
オリオン舞い立ち スバルはさざめく
無窮を指さす 北斗の針と
きらめき揺れつつ 星座はめぐる
 
都心の星空は私の田舎で観た星の降るような満天の星空とはいかないが、条件がいいと結構多くの星々を観ることができる。
昨夜はすぐ近くの広場から星空を撮影してみた。
 
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冬の大三角形。三角形の右上がベテルギウス。左がプロキシオン。下がシリウス。三角形の上の明るい星は木星。
 
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オリオン座
 
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オリオン座と冬の三角形。木星。右端の星の集団が昴。
 
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昴、プレアデス星団。
 
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オリオン座と昴
 
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建物の右にカシオペア座。
 
星に願いを・・・・
私の初詣である。