今日首都高速で大きな事故に遭遇した。
仕事上首都高速はよく利用するのであるが、最近つくづく事故の多さを実感し、その事故もほぼ同じ地点で多く発生していると思っていた。
よく利用する4号線では、三宅坂、赤坂トンネル、代々木、幡ヶ谷、永福あたり。
運転による原因ではあるが、道路の構造上の問題もあると思える。
代々木のカーブは高速道路とは思えないカーブで、何度通っても緊張する。
よく横転事故などの大事故が発生する。
今日は中央環状線のトンネルから埼玉大宮線の与野で下りて大宮付近まで行く予定で走っていた。
途中の渋滞を抜け美女木から先はスイスイ流れる。
与野の出口まであと2キロぐらいのところで前方に黒煙が見えた。
住宅火災でも起きているのかと思った。
突然流れが悪くなり、ついに止まってしまってそれ以来全く動かなくなってしまった。
黒煙は間近で上がっている。
まだ何が起きたのかわからない。
そのうち消防車両、救急車両、警察車両、レッカー車両などが次々に走り抜けていく。
パトカーが事故を知らせながら走り去る。
これで何か事故が起きたと思ったが詳細は分からない。
そのうちヘリコプターが上空を舞いだした。
その騒動からしてかなりの事故と推察できる。
車はただ待つしかない。時間が過ぎる。
携帯でニュースを検索していたら、NHKの速報で6台の多重事故が発生し、車両が炎上、けが人が出ているとあった。同じ速報で藤圭子自殺とあった。これも気になる。
すでに付近の高速は通行止めになっている。
炎天下で待つこと約一時間半。
やっと動き出した。
事故現場までは200メートル弱であったろうか。
2台の車が全焼していた。一台は逆向きに止まっている。
その他大破した車がある。
まさに大事故であった。
考えてみたら、もし数百メートル先を走っていたら事故に巻き込まれていたかもしれない。
これほどの大事故に間近で遭遇し、長時間の足止めを喰らったのは初めてであった。
渋滞でも思っていたのであるが、特に事故による渋滞での損失は計り知れない。時間的、燃料、精神上・・・・。
私は特に高速を走るときは車間距離を十分取るようにしている。後方から迫ってきた場合は進路を譲る。割り込みをされてもカッとしない。事故に巻き込まれたらおしまいである。
とりわけ首都高の場合は、カーブ、トンネルの入り口付近では速度を落とす。
ちなみに首都高はほとんどの路線で制限速度は60キロ、所によっては50キロ、合流地点、出入口あたりで30、40キロのところもある。直線が多く、車線が多い湾岸線で80キロ。
最近はその速度標識も気にするようにしている。
たぶん流れに沿って走ってもその制限速度は超えていることが多いが・・・・・・
いずれにしても事故は不注意、法令違反などが原因で起こることは間違いない。
今日の大事故をいい教訓としたい。