新しい年が明けた。
昨年の思いはいろいろあれど、またおいおいこのブログで書きつくりたい。
朝から初日の出の話題で持ちきりだ。日の出があるなら日の入りが話題になってもいいではないか。日の入りがかわいそうだ。確かに出てくるものと入ってゆくもの。昇るものと沈むもの。どうしても目出度く縁起がいいのは日の出ということになる。しかし夕日や夕焼けは歌に多く歌われるし、故郷に似合うのは朝焼けより夕焼けだ。
そう思ったら、初日の入りを見るしかないとなり、近場で見れるところ、そうだ都庁に行こう。と相成った。
歩いていけば交通費もただ。都庁の展望室は無料。
自宅より歩いて30分弱。都庁に到着。南展望室へ。思ったより混雑してなくスムーズに行けた。初日の出は抽選で600名限定だったようだ。
日の入りの4時半過ぎまではまだ時間がある。しばし空中からの東京見物だ。
東京スカイツリー。東京タワー。房総半島。秩父連山。丹沢山系。明治神宮の森。・・・・・・・富士山は西日に少しかすんでいる。大パノラマだ。
やがて太陽が西の空に沈みかけてゆく。あっという間に山影に吸い込まれてゆく。富士山が夕日に赤くくっきりと映し出される。あっという間の初日の入りだった。
しばし茜色の世界を満喫すると地上は徐々に夜景の世界へと変わってゆく。
日の入りは私たちにロマンチックな「夜の世界」を与えてくれるではないか。
登ることばかり考えないでこれからはいかに下るかを考える。「下山の思想」という本も流行った。
日の入りからいろいろなことを考えさせられた元旦であった。
 
イメージ 1
 
イメージ 2富士山の横に沈みゆく太陽。初日の入り。
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
サッカー天皇杯決勝が行われた国立競技場と東京タワー。
 
イメージ 6
明治神宮。高い所から初詣。
 
イメージ 7
やがて夜の世界へと・・・・