こんにちは!彩苑です。初めての方はこちらもどうぞ→プロフィール



つい先日

義実家への帰省の話を書きましたが



脳梗塞により半身に麻痺が出た義父。

バリアフルな義実家から出て

義弟宅に移りました。

義が多すぎるね



会うのはお盆以来で

夏に訪ねた時は


ずっとテレビ画面に目を向けていて

表情は乏しく

会話も少なく


体が痛いので

リハビリもあまりやっていないと聞きました。


この先どんどん体の機能が

失われるのではないか?

認知症や鬱になるかも? と

悪い想像が浮かんだものです。





心配しながら

様子を見に行きましたら


予想外に

明るいひらめき

良く食べるひらめき

麻痺した方の腕と足が

上がるようになってきたひらめき


リハビリを頑張っているそうです拍手

それは世話役を買って出てくださった方の

献身があったからで


本当に感謝いたしますお願い


それに加えて私

義父は自由になったと感じました。


地方で代々続いた家の長男で

家や土地を守ることを当然のこととして

受け継いだ義父


田舎で先祖代々の家で暮らすということは

周り中が知り合いだらけで

何をするにも周囲の目を意識して

窮屈だったのではないかと想像します。


息子家族以外に

知り合いがいない土地に来て

気落ちしてないかと

気になったけど


世話をしてくださる人にも恵まれ

あちこち出かけたり

食べ歩きをしたり

他人の目を気にせずに

生活を楽しんでいるみたいです。


もしも病気にならなければ

今の自由な暮らしはなかった訳で

身体の自由は失ったけど

精神的な自由を得られたのは

皮肉なことですが


病気前と後

どちらが幸せなのだろう?

ついつい考えてしまいます。



人生は予想しない不幸に

出会うこともあるけど


思い切ってスッパリと手放すことで

思いがけないものを手に入れることが

出来ると感じました。


そう考えると

先祖代々の家を捨てる(!)決心をした

義父も

やるじゃないの!

などと失礼なことは言いませんが

心で思っている嫁です。


もし我が家に同居となったら

そんなこと言っていられる場合じゃないので

義弟家族には心から感謝しています




トピックス▶︎書道ブログ






 




​トピックス▶︎読書ブログ