こんにちは!彩苑です。初めての方はこちらもどうぞ➡︎ プロフィール


好きな作家さんは?と聞かれたら、

1番に林真理子さんを挙げます。

お好きな方、多いですよね。


林さんの文章は麻薬のように、

読み始めたら止まらなくなりませんか?


小説を読むと途中で止められなくなるので、

寝る前に読むのは考えものなのです。


エッセイもいいんです。

軽妙で面白くてちょっと笑ってしまうのに、

すごく本質を突いている文章はさすが。


アンアンの人気連載、美女入門シリーズ

『あした何着よう』

(マガジンハウス)



この中で印象に残ったのは

服を選ぶこと について

書いてある文章。


「(略)これを私は着こなすことが出来るだろうか。ものすごく目立つ。多くの人の視線を跳ね返すように、私は毅然と歩かなければならない。私にその気力と体力はあるの?このコートを着こなす心が、私にはあるの?」

【さよならした“人生”】より


私はこれを読んで、

書道作品のことを考えましたね。


師匠の作品を見るといつも、

これ良い!私も書きたい!

てなるのだけど、100%書けませんガーン


それを技術の差だと思ってきたけど、

だけじゃないと分かりました。


書くという気力、体力、

書く心が足りなかったのです。


覚悟を持って作り出したものは

他の人は真似できない。


そんな気づきを得たところですが、

さて今年の展覧会は何を書こうかしらん?