書道をやっている彩苑です。
先日は半紙に書きましたが
今回は条幅用紙に書きます。
条幅とは縦136㎝ 横34.5㎝
縦に長い紙です。
掛け軸などになっているのを
見かけたことがあるかもしれません。
今日はひとつ目標があります。
書きにくい筆で書く
筆はたくさん持っています。
ですが、よく使う筆は限られています。
あまり使わない筆=使いづらい筆
穂首(ふさふさの毛の部分)が長い
毛が柔らかくて、こしがない
使いづらい筆は
乗りこなしにくい馬に似ています(ウソです)。
乗馬をしたことないので
これは完全な想像ですが、
自分の思い通りに進んでくれない、
という点で馬に例えてみました。
使わないのはもったいなくて、
たまに使ってはみるのですが、
いつも書いている途中でギブアップ。
使いやすいものにチェンジしてました。
でも、今日は絶対!
苦手筆で最後まで書いてやる!
という意志を持つ。
本日の課題はこちら
春の雪みなぎり降りぬ高山の連なりのぶる南独逸に
斎藤茂吉氏の歌
筆はこちら(右側使用)
左側がいつも使っている筆です。
毛の長さが大分違います。
毛の種類も違います。
左側はイタチの毛とヒツジの毛のミックス
右は羊毛100%
羊毛はやわらかい🐏
書いてみました。
普段より紙をたくさん消費しましたが、
最後まで諦めずに目標を達成。
じつはちょっとした裏ワザを使ったのですが、
その話はまたの機会に。
じゃじゃ馬筆(羊毛だけど)と
仲良くなれるだろうか。