借地は売れる | ヒロMのシニアライフ

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今回はこんなタイトルにしてみた。

いい加減な事を言うな、借地が売れるか。借地とは他人の土地を借りている住んでいる者の事だ。使用が終われば返さなければならない。それをどうして売れるんだ。

確かにその通りだ。他人の土地を勝手には売れない。では借りている土地を地主に買い取ってもらうのはどうだ。

馬鹿な事を言うな。借地は地主の物、それを地主本人が何故買い取る。これもまた然りだ。しかし不動産業に詳しい人ならわかるだろう。借地は売れるのだ。実際は借地を売るのではない借地権を売のだ。

借地権とは借地に住む権利の事だ。通常20年程の借地契約を交わしてそこに住む。そうなるとその契約が終了するまで地主は借地に住む者を追い出す事が出来ない。簡単に言ってしまえばその様な物だ。細々とした法律もあるが今回はそれは割愛する。

普通土地を借りた者は期限来るまでは出て行きはしないし期限が来ても必要がない限り再契約を結んで継続して住み続けるだろう。

しかしもし地主が期限までに出て行ってもらいたいと思ったら地主がその借地権を買い取って立ち退いてもらう事になる。これは通常の立ち退き料とは少し違う。その逆もまた然りだ。

ただそれを知らなければ少額の立ち退き料で出て行く事になる。では一体いくらで借地権と言う物は売れるのか。一般的には地価の半額と言われている。もしその土地に5000万円の価値があるなら2500万円で売れると言うか買い取って貰える訳だ。

知らなければ損をする。しかし最近はあまり借地に住む人も少ないだろう。田舎の方なら別だが。だからこう言う事を知らない人の方が多い。

では何故私が知っているのか。それは私がその当事者だったからだ。私の家は借地の上に建っていた。と言ってももう古い話だ。我が家はそこに150年住んでいたと言う。だから先々々代からの借地だ。その為に地代も他とは比べ物にならない位安かった。

所があの淡路関西大地震で我が家が半壊した。私の家の場所は神戸ではなかったが家が古くなっていたのだろう。後ろ半分は新しく増築したが前半分は古いままだったので壊れたのだろう。

 

正直住むには少し無理があった。まぁ改築すれば住めない事もないが親父はその直前に特養に入ってもらい私はアメリカ住まいだ。その家に住む者は誰もいない。

となれば地主はここぞとばかりに出て行ってもらいたいと思うだろう。親父がいれば長い付き合いだ。追い出すには難がある。しかし私なら話は別だ。当然地代を一気に3倍に上げて来た。

私もこの家にはと言うか、日本で住む気はなかったので、まぁ手放してもいいかと思ってた。すると友人の友人の旦那と言うのが弁護士で、あんた借地権と言うのは売れるんだよと言い出した。

色々すったもんだがあって1年かかったがやっと地主が買取に応じた。予定通り地価の半額で買い取って貰った。なるほど借地は売れるんだと言う事がわかった。

私の様なケースは少ないと思うが知っておいて損はないだろう。