私も株に関しては素人の様なものだ。株の専門家ではない。ただ最近多少株はやっているがそれで億り人になったのかと言うとそうではない。むしろ損と向き合ってる方が多かった。
それは私が前回に言った個別株に手を出していたからだ。まったく無駄な時間と金を費やしてしまったと思う。これは私の経験からの話だ。
ただ振り返ってみると私は20年前から株とは付き合っている事になる。意識しないで。
それは会社の退職金だ。アメリカでは今では殆どの会社の退職金は株で運用する。私の会社もそうだ。給料からいくらかの金を天引きして退職金と言う投資に回す訳だ。勿論これは本社がまとめてやってくれる。
私達はただ金を出すだけだ。そして本社も資産の運用会社に丸投げしている。あとは運用会社の腕次第と言う事になる。
ただ私達の運用会社は優秀だった。毎年非常に良い収益率を出していた。今年に入ってからは戦争等の理由で若干の下落があるが去年の年間の利益率は実に11.6%あった。
これは結構な収益率だと思う。中身を見てみるとやはりETFを中心とした株に若干幅を持たせた物とで運用しているようだ。それがプロのフォトフォリオの構築と言う事なんだろう。
ただしこれは長期投資を目的にしているので5年10年の話ではない。私の場合でも既に20年は経っている。だから安定した収益で元金も膨らんでいる。そう言う意味でも貯蓄は早い内から時間を掛けて備えていた方が良いと言う事だ。
定年を迎えた後はその退職金、もしくは各個人で積立てた貯蓄を取り崩して年金と共に生活費に当てればいい。
もし私の会社の様に年利率11.6%で利益が出てるのなら年に4%ほど取り崩しても元金はそのまま残る。この年利率11.6%は少し高過ぎるので仮に年利率7-8%だとしても元金は残る。むしろ多少なりとも増えるだろう。そうすれば自動延長の金の成る木になる。
どれだけの金が取り崩せるかは投資額によるが2000万円もあれば年4%で取り崩せば80万円になる。株の売却益と配当金は、いずれも税率が20.315%だ。
税金がざっと20%かかるとして年手取りは64万円になる。これを1年で割れば月約5.3万円だ。これと年金と合わせればかなり生活費の足しになるだろう。しかも元金の2000万円は目減りする事はない。
毎年コンスタントに年64万円の手取り収入を得る事が出来る事になる。これこそまさに2000万円問題の一つの解決策だろう。これを長年研究された4%ルールと言うらしい。つまり4%で取り崩していると安定して取り崩せると言うルールらしい。
ではそんな2000万円もの金をどうして貯めればいいのかと言う事になるのだが、これは何も全部自分で貯める必要はない。その為の投資だ。
若い頃は遊びたい盛りなので一応30歳位から将来の事を考えるとして60歳まで資産運用として2000万円を貯めるには。
アメリカのS&P500は過去20年間の年平均成長率が9.13%と言われているので、少し低めに見積もって年6%としても複利で増えて行くので月2万円を毎月S&P500につぎ込んで行けば30年後の60歳で約2000万円になる計算になる。
勿論月々の投資額を上げれば60歳の時の資金も大きくなる。仮に毎月3万円投資出来れば30年後には3000万円になっている。
30歳位になれば無駄な支出を押さえれば月2万円程の投資は何とかなるんではないだろうか。それでも無理なら会社とは別に副業をして貯めればいい。ただし何処か別の会社や店舗でバイトをすると言うのではなく自分でフリーランス(事業主)の仕事をする事だ。
個人転売の商売でもいいしネットビジネスでもいい。そう言う物は今の世の中そこいらじゅうに散らばってるだろう。これなら会社にばれる事もないので文句を言われる事もない。
そうして毎月2万円を投資して行けば30年後の60歳の時には2000万円が自分の物になっているだろう。それから先は残りの人生で取り崩して金の成る木を維持して行けばいい。
実に良い話ではないか。
とこれを書いていた時点ではこれはこれで正しい選択だった。
今でも間違ってはいないと思っている。
しかし時代には相場の流れ経済の流れと言うものがある。
残念ながら今はそう言う意味では良い時期ではない。
今年(2022年)の始めに入ってから急にアメリカ経済が悪くなり
それにつれて株も下落傾向にある。
これでは当てが外れたと言う事になるのだが
景気の上がり下がりも株価の上がり下がりもいつもの事だ。
短期でみれば損失だが
どっちみちこれらは老後の為の長期投資だ。
今までだって景気の悪い時は幾らもあっただろう。
時代が変わればまた流れも変わって来るだろう。
それを信じて気長に待つしかない。
むしろ下落時の今は買いのチャンスかもしれない。
投資は長期で見ればの話だ。それ以外の選択肢がない以上は。
ただここで大事な事は
日常に必要な現金は手元に残しておくと言う事だ。
この金まで投資につぎ込んでしまっては
老後の生活に支障を来すだろう。
投資はあくまで余剰金でしなければならないと言う事だ。
ではまた。
ごきげんよう。