140720 Ｗデート風Ｗリハビリ

　

魚屋道有馬口

そのメールは　ブログの更新が途絶えて半年になるしげさんを見舞うつもりで送った
以下　携帯メールを再現

げん『調子はどう？　山行けてるん？』
しげ『調子よくないけど　名古屋から女子が来るから初リハビリ
　　　有馬から一軒茶屋ピストン　げんさんも来て』
げん『邪魔せんとくから　楽しんでちょーだい（＾＾ｖ』
しげ『女子ふたりやで～♪』
げん『どこ行けばいいっ？！』

しげ『軽荷で行くで　昼は一軒茶屋　飯もビールも担がんでえーよ♪』
げん『あいよー（＾＾ｖ』

とはいえ名古屋からの客人　しかも女子
暑さでばてたら凍ったパインゼリーを。。。

『げんさん　優しいのね』
『わたしも　バテちゃおっかなー』

下山の下りで疲れたら　ブレンドコーヒーをいれてさしあげるのだー

『げんさん　おいしいですわ』
『この味　一生わすれませんわ』

などと妄想していると　デジイチを加えたザックは
１１キロになってしまっていた（＾＾；

恥も外聞もなく　魚屋道をダブルストックで登ることに躊躇はなかった

山は正月の摩耶宴会　山寺尾根以来の半年ぶり

ヒザは治ったわけではない
こんなヒザでも歩ける山に出かけるのが億劫な自分と
こんなヒザでも満足できる山に路線変更せよと言う自分が葛藤し
脳と心が闘うと　これまで心は無敗であったが
仕事と介護のＷ多忙が脳に加担し始めていた

こんなヒザでいっしょに歩いてくれる友に迷惑をかけたくない自分と
単独行に戻れば花も木々も鳥や蝶たちも遊んでくれると言う自分も葛藤し
だけど　単独に戻るには　ブログで知り合った素晴らしい山友たちとの
友情という果実の旨さを知りすぎてしまっていた

そんな燻ぶる自分を見かねた山の神が仕組んでくれた偶然だと
しげさんの返信メールを見て思った

歩きだすと　ヒザより先に体力の低下が顕著だった
毎週歩いていたころと違い　暑さに慣れていない体はみじめだった
しげさんは初リハビリといいながらも元気そうだ
というよりしんどさを人に見せない男だから　無理をしていないか心配になる

２年前　摩耶でしげさんにナンパされたというヒデちゃん

今年はじめてくっついてきたというミキちゃん

かわいくて楽しくて　オジサン思いのふたりだった

最高峰直下　この日唯一の花トラノオ

リハビリふたり　女子ふたり　無事に元気に最高峰

一見標柱のように見えるのは　実はげん

これもげん

げん　両手に花～

これは標柱

このあと４人でシャッターを押していただくが　写真が残っていない
たぶん　半押しだったのか。。。

ヒデちゃんがシャッター押してあげる　いい笑顔してます

一軒茶屋でカンパイ

一軒茶屋は今まで何度も休憩しているが　食事の記憶は２回だけ
玉子丼と月見うどんだったと思う
この日初めてカレーを食べたが　想定外の旨さ　抜群だった
山の茶屋にしては旨い　ではなく　下界であっても通いたくなる旨さだった（真）

介護施設ではありません いつものこと

『難路対応能力を見るため』と言いながら
ショートカットプチバリに踏み入ったのは

自分のヒザの今を確認するためでもあった

へっちゃらでーす

一番消耗したのは　予想通り自分だった

幼少のころ　ポストが動き出しそうで怖かった

女子が『金の湯』につかる間　男子は横のスタンドバーでカンパイ
女子の長風呂は想定内
生ビール２杯のあとは麦焼酎水割りを１杯、２杯
３杯目の焼酎は　風呂上がりの香りと共に『おまたせー』

待ってないよ～♪

このポスト　絶対生きてます

神鉄で神戸へ

地元ガール？　いえ湯上り山ガール

シャンプーの香りを必至で吸いこんでる山男

ヒデちゃん、ミキちゃん、癒されました　ありがとう

しげさん　素敵な１日をありがとう
この日の感動が　ひさびさに山歩きを思いださせてもらったからなのか
素敵な女子とジョイントできたからなのか
ひさびさに　しげさんと歩けたからなのか

たぶん　全部だったからだと思います

しげさんがクライマーとして完全復活すること　信じて祈ってます

有馬温泉（魚屋道）▲六甲最高峰（931m）（魚屋道）有馬温泉

ザック：11kg
天　候：晴れ
カメラ：Canon EOS Kiss X2
万歩計：22057歩