IDEAlismo 2012 -2ページ目

to be, or not to be







生きるべきか、死ぬべきか








それが問題だ








このままじっと非情な運命を耐え忍ぶべきか








それとも俄然と苦難に立ち向かい終止符を打つべきか








死は眠りに過ぎぬ








それだけのことではないか








眠りに落ちればその瞬間、いっさい消えてなくなる








胸を痛めるこの憂いも








肉体に付きまとう数々の苦しみも……zzz







むにゃむにゃ…




IDEAlismo 2011







ゴースト








人間が人間であるためのものが決して少なくないように







自分が自分であるためには







驚くほど多くのものが必要だ







他人を隔てるための顔







それとは意識しない声







目覚めのときに見つめる手







幼かった頃の記憶







未来への予感







それだけじゃない







私がアクセスできる膨大な情報やネットの広がり







それらすべては







私の一部であり







私という意識そのものを創りだし







そして同時に







私をある限界へと制約し続ける…







                ――――――――草薙 素子

  






はなのはなし







きみたちはきれいさ。でも空っぽだよ







誰もきみたちのためには死ねない







もちろん、通りすがりの人はぼくの花を見て







きみたちと同じだと考えるだろう







でも、あれはきみたちを全部合わせたよりもっと大事だ







なぜって、ぼくが水をやったのは他ならぬあの花だから







ぼくがガラスの鉢をかぶせてやったのはあの花だから







ついたてを立ててやったのはあの花だから







毛虫を退治してやったのはあの花だから







(チョウチョになる分を2、3匹残してね)







愚痴を言ったり、自慢したり、黙っちゃったりするのを







聞いてやったのは、あの花だから







なぜって







あれがぼくの花だから









崇高なる花へ





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廻る五千円の旅





先週、帰りが遅くなって久しぶりにタクシーに乗った





家までいくらかかるか聞いたら五千円はかかると運転手はいう





せっかくなので運転手のおっさんに面白い話がないか聞くと





得意そうに最近ヤクザを乗せた話をしてくれた





後ろの席でヤクザの男はずっと電話していて運転手はそれを聞いてたんだって





北海道で五千円の偽札を何枚捌いたと親分に報告していた





その五千円の偽札はフィリピンとかそこら辺でつくられて





日本に持ち込まれて一枚800円でヤクザの下部組織に売るらしい





そしてその偽札はさらに下部組織に売られ





そこからまた、ていう風に下へ下へ





下に行くにしたがって偽札の値段は上がり五千円に近付いていく





偽札ていうのは案外扱いが難しくてそう簡単に使えるわけでもなかったりする





そもそも簡単に使えるものなら下部組織に押し付けたりしないのだ





なるほどヤクザの世界も楽じゃない





五千円札





そういえば前に大阪の難波の高島屋の前で五千円札を拾ったことがあった





あんな人通りの多いところで五千円札を拾うなんて何か意味があるんじゃないかと思い





その日ずっとその五千円札をどう使おうか考えたけど





結局いい使い道が思いつかなくて銀行に預けることにした





そして昨日、駅前に置いていた自転車が撤去されて保管所に取りに行ったら





撤去費用として五千円とられたのだった





嗚呼、五千円札





財布に入っていてもいつの間にか消えていく





一体どこへ消えていったのだろうか





五千円札…












ただしいこと







何が正しいかなんて






どうだっていい






自分の中に






本気で想う気持ちがあれば






それは真実に変わるんだって






そう教えてくれた人がいた






自分が正しいと思えるなんて






傲慢なのかもしれない










しらす




話をしていてふとある言葉が頭に浮かんだ




はっきりと思い出せなくて




でも気になるから




昔の日記帳を開いてその言葉を探した




気にいった言葉があるとぼくは日記に書くようにしているのだ




誰の言葉かていうのだけ覚えていて




ページを捲るとようやく見つかった




思い出した、新聞のコラムで見つけた言葉だった




日付は重要じゃないけど2010年の1月29日の日記だった








         良くなるとかならないより



         良くするしかないと説くべきなのだ



                 ―――――――白洲次郎







ケ・セラ・セラ





人生は難しく複雑で





完全にコントロールできる人はいません






それを認める謙虚さがあれば






どんな苦難も乗り越えることができるはずです





         ――――J・K・ローリング









ジ・インナー・ライト



家から一歩も出なくとも




世界中のことが手にとるようにわかる




窓の外を見なくとも




天の摂理がよくわかる




遠くへ行けば行くほど




知ることは少なくなる




得るものは少なくなる




どこへ行くことなく目的地に達しよう




目で見ることなく物事を知ろう




何もすることなくすべてを成そう






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じぶん×じぶん







結局じぶんのなかに







そういうじぶんがあると







みとめてしまうのは







そういうじぶんが好きだから







そういうじぶんでいたいからなんだよね







でもじぶんが知っているのは







いままでのじぶんなのだ







だれもしらないこれからのじぶん







あたらしいじぶんを楽しもう








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わかっていること







結局なんにもわかってないのかもしれない






いやわかってないのだ






何ひとつわからないし






何も見えてない






こうだと思って






いくらわかったつもりでいても






簡単にすり抜けて消えてゆく






とらえがたく






変わり続ける世界






でもこう考えるようにしている






いままですべてわかってたことなんてあったっけ?











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