いろんな情報が錯綜とする昨今。
何が本当なのか、それこそ調べれば調べるほどわからなくなる。
特に健康に関してはいろんな専門家や療法家、セラピストがいてそれこそ玉石混交状態です。
最近調べている分子栄養学という分野は元々は物理学者であった三石巌先生が、分子生物学の時代において、体内の栄養状態や働きをそれこそ分子レベルで調べ、栄養素とその体内での働きを明らかにした新しい学問分野です。これは医学や栄養学の専門家ではなくて物理学者だからこそ、それまでの栄養学や医化学の影響を受けず、ある意味、客観的に導き出せた学問ともいえます。
そこで明らかになったのは、いわゆる食事からでは現代人は栄養素が足らないということ。そして炭水化物が多く、糖質が多い食事なっており、特にたんぱく質が足らない。ビタミンも足らない。そこで三石理論においては高タンパク、メガビタミンを摂取することで体質・体調の改善を見ていくということ。さらに活性酸素除去をしていくことで健康状態を良くしていくということです。
この三石理論とオーソモレキュラーという栄養療法を取り入れ、さらには独自に臨床での応用をし続けて研究されている藤川徳美先生という精神科医がおられます。
これらの方々の考えや臨床例にふれて、改めて感じるのは、とにかく医薬品に頼らずに、栄養の摂取により体質を変えていくということの真っ当さです。さらに言うなら栄養療法で病気が良くなっているのです。藤川先生は精神科医ですが、医薬品をなるたけ使わずに、高タンパク+メガビタミンで、うつ病や他の精神疾患の改善をさせています。さらには成人病と言われる慢性疾患での改善もみせているようです。基本はたんぱく質についてはホエイプロテインの摂取。そしてメガビタミンの摂取。ビタミンやミネラルはその人の症状に応じた配分となります。
さらに最近自分たちが注目しているのがマグネシウムです。カルシウムが固める作用があるとすると、マグネシウムは緩めるという逆の作用がある。実は現代人はカルシウム過多であると言われ、難病と言われる神経系の病気や骨の石灰化などはこのカルシウム過多からきており、マグネシウムの摂取、もしくは皮膚から塗り込むことで、症状の改善が見られているといいます。
マグネシウムはにがりや海水からの自然塩に多く含まれており、食品添加物として塩化マグネシウムもあります。このマグネシウムの効果が意外なところに現れているのが歯石の減少や虫歯予防などの口腔内の改善。さらには喘息などの緩和など。にがりや海水からの自然塩などはもともと日本人に馴染み深いもの。塩化マグネシウムはお風呂に入れると自然と皮膚から吸収されるといいます。入ってみると驚くほど、温泉に入ったように体がポカポカし、汗が吹き出してきます。
今、こういったことでの体質改善や病気治療に対する意識が変わりはじめてきてます。どれも医薬品を使わずに、それほど”高価でなくても効果が上がる”プロセスに注目しています。今、自分たちも実践中。そして研鑽中。これ、やっている人たち皆が同じように言うのが、何かわからないけど、何か良いということ。これが効いたあれが効いたとかではなくて(実際何が効いてるのかわからないともいえる)、、何か全体的に良いと言える状態を自覚できるということです。
これらは新しい健康観をひらくこととも言えます。まだまだ新しい分野でもあり、藤川先生のような臨床医の方はその情報と知識をひたすら蓄積されており、この分野を応用する医師や療法家が増えて行くことで、いつしか学会のようなものができ、本当に人の健康に役に立つ新しい学問が作られ、普及していけばいいなと、期待しています。(弟玄)
