こんにちは！
最近カルテのオールインワンにハマってる良玄です(*^-^*)
以前までは化粧水のみだったのですが
やはり年齢には抗えず…
冬の乾燥の時期とも重なって
化粧水+乳液のオールインワンが
とっても良いのです
しかも入れ物も
底の浅い丸型の蓋つきタイプなので
持ち運びにも便利で
とりあえずオールインワンを塗りたくって
しっとりモチ肌を目指したいと思います
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さてそんな今回のテーマは
自灯明・法灯明
（じとうみょう
・ほうとうみょう）
です
こちらはお釈迦さまの最期の言葉として
とても大切にされている仏教の教えです
お釈迦さまは2月15日に亡くなったため
この日を涅槃会（ねはんえ）と言います
涅槃とは安らぎの境地
要するにお釈迦さまは亡くなられて
涅槃の地へ入られたわけです
そしてこの言葉の意味は
自らを拠り所としなさい
仏法を拠り所としなさい
という教え
まさに暗闇を照らす炎のように
自分自身と仏教の教えを
ローソクの灯に例えました
正確には島とも言われ
海原に浮かぶ浮島のイメージでもあります
人は迷う生き物
煩悩は無くならず
無限に湧き出てくるため
暗闇を彷徨ったり
海に溺れてしまわないように
自分と仏教を拠り所にしなさい
とお釈迦さまは最後に私たちに伝えたのです
そしてこの
自灯明・法灯明はニコイチ
というのもキーポイント
要するに自分だけでもダメ
仏教の教えだけでもダメ
それぞれがお互いを補間し合うところに
自灯明・法灯明の絶妙なバランスがあります
そもそも
自分を拠り所にする
とはどういう意味でしょうか
自分を信じる
自分を好きになる
自分を頼りにする
しかしながらこれは
一歩間違うと自分勝手＝わがまま
にもなりかねません
自分は絶対なんだ
自分はこうあるべき
自分とはこうなんだ
と自分に固執してしまうと
これも迷いになってしまいます
自分はお坊さんだから
自分は社長だから
と肩書や地位に執着すると
自分も周りも幸せになれません
そうではなくて
自分なんてものは無いんだ！
厳密に言えば
こうあるべき自分なんてものは無いんだ
と気づいたときに
本当の自分を発見することができる
無我夢中なんて言葉もありますが
一所懸命にその瞬間を生きたときに
苦しみから解放されて
安らぎの境地へ至っているように思います
しかしながら常に
無我夢中の状態でいることもできません
また我を取り戻し
我儘な自分も出てきてしまいます
だからこそそんな時は
改めて仏教の教えを頼りにして
迷っている自分を安らぎの方向へ導かせる
けれどもすべてを仏教に委ねていたら
自分というものを見失ってしまいます
今この瞬間に生きている
呼吸して脈を打ってる
我儘に煩悩も湧き出ている自分が
常にまた出てきます
そんな自分と仏教の間を
グルグルぐるぐる回っている
迷い苦しみながらも
自分を見つめ直しながら
一所懸命に歩んでいく
そのグルグルしている姿こそ
悟りの象徴とも言える
一円相の姿
（悟りの心・境地を表す一円相
）
自分を拠り所にしながら
仏教を拠り所にしながら
もがいて生きていく姿が
そのまま私たちの安らぎの境地
なのかもしれません
ですので
自灯明・法灯明は二つで一つ
こうあるべきな自分を無くして
無我である自分に気づきながら
迷いや苦しみと真正面から向き合って
仏教の助けを頂きながら生きていく
それをお釈迦様は臨終の際に
私たちに示してくれたことを
2月15日の涅槃会では
毎年思い出させてくれるように思います
2024年もまだまだこれから
苦しくて辛いこともあるけれど
しっかりと迷いに迷いながら
自分の足で歩んでいきたいものです
良玄合掌
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