こんにちは!
最近少しだけお腹周りが痩せた良玄です(*^▽^*)
ちょっと前にストレスを感じることが重なり
少しだけ食が細ったのですが
そのおかげさまで痩せることができました
こう思うとストレスというのも
あながち悪いだけではないかも
軽度のストレスであれば
健康な体の数値に近づけるために
少しは必要なのかもしれません
ストレスを感じるのはもちろん嫌ですが
ストレスのかからない日々も有り得ないわけで
そういったものと上手く付き合っていくことも
大切なのかもしれません
そのために宗教や禅が
少しでも役に立ってくれればと思います
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さてそんな今回のテーマは前回に引き続き
世界の「ありがとう」から学ぶものpart2
です
前回は日本語の「ありがとう」に始まり
英語やヒンディー語やタイ語などを紹介しました
今回は仏教圏からも少し離れて
世界の「ありがとう」を改めて紹介したいと思います
まずはスペイン語
Gracias(グラシアス)
何だか手を大きく広げて
大声でも言いたくなるような
まさに情熱の国スペインらしい
発音でもあるように思います
また日本語と同じように一言で伝えられるのも
共通しています
グラシアスの語源は
ラテン語の「Gratus=喜び・心地よさ」から派生した
「Gratia=好意」という言葉だそうです
そこから喜んでいることや
相手に好意を持っていることを伝えるため
感謝の言葉として使われるようになったとのこと
ありがとうの語源が
相手への好意を表す言葉に由来するというのも
まさに情熱の国らしさを感じます
グラシアスと言えば
グラシアス・アミーゴ
とディズニーワールドの某アトラクションも思い出します
アミーゴは友達の意味ですから
まさに日本語で言うと
「好意を寄せる友よ ありがとう」
のイメージで凄く素敵な言葉に感じます
(ブルーベリーの新芽が出てきました)
そして漢字でおなじみの中国語の
謝謝(シェシェ)
これは調べると北京語だそうで
広東語では多謝(ドーツェ)
と言うそうです
まさに中国の方が両手を合わせて
「シェシェー」という風景が目に浮かびますが
謝は「感謝の謝」でもあるので
感謝の籠った「ありがとう」の意味を感じます
また「謝」という漢字の成り立ちを調べていくと
「つつしんで言う」の意味の「言」と
「弓に矢がつがえている象形」=「放つ」を表し
そこから「あやまる」「礼を述べる」
を意味するようになったそうです
謝は「謝る(あやまる)」とも読めるので
謹んで言葉を放つ先に感謝の念が生まれ
そこから「ありがとう」という意味にも繫がります
しかもその謝を並べて二つにしたり
「多」を頭に付けることで
感謝の念がより一層深まるようにも見えます
まさに頭を垂れる姿を象徴するような
「謝謝=ありがとう」であるように思います
さらにお隣の国の韓国では
カムサハムニダ
が有名ですがもう一つの表現として
コマップスムニダ
があるそうです
カムサハムニダは「カムサ」=「感謝」と
「ハムニダ」=「します」の意味で
成り立ちも日本語に由来があるとのこと
それに対してコマップスムニダは
「コマウォヨ」=「ありがとう」の丁寧語で
親しい関係の人にはこちらを使用するそうです
ビジネスなどでは「カムサハムニダ」を使用し
より関係が近い人には「コマップスムニダ」を使うのも
とてもユニークで面白い表現だと思います
確かに日本語でも
「感謝します」と言うときもあれば
「ありがとうございます」と表現するときもあるので
韓国も日本も似た文化圏にいることを
「ありがとう」の表現からも感じることができました
(植えて1年が経ちましたが中々大きくなりません・・・)
そして何より「ありがとう」の言葉には
本当に凄い力があるように思います
ありがとうと言う人に対して
敵意を抱くことは無いと思いますし
ありがとうと言われれば
自ずと「ありがとう」「どういたしまして」といった
感謝の言葉がまた返ってきます
ロシアとウクライナが争っていますが
ロシア語のありがとうである「スパシーバ」と
ウクライナ語のありがとうである「スパシビ」を
ぜひとも言い合う仲になって欲しいと願います
発音もとても似ていますし
他国の者としてはそれだけでも
類似性や親和性を感じます
お互いが「ありがとう」の心を持ち合わせれば
決して争いは生まれない
そう信じることで
改めて自分自身も
ありがとうを大切にしていきたいと思います
良玄合掌
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